余興を頼まれたら
晴れの場にふさわしい装いで出席するのが基本のマナー。 |
余興は、堅苦しくなりがちなスピーチに花を添える形で、列席者全員が楽しめる、ほほえましいものがよいでしょう。特別な芸でなくても心がこもっていれば大丈夫。ただ一人盛り上がってしまい、座をしらけなせないように注意すること。
歌や楽器演奏、踊りや手品などのかくし芸、クイズなどありますが、準備に手間のかかるものや凝った演出は避けて、だいたいスピーチと同様に3分間程度で終わるようにします。
一人でするのが不安なら友人と数人で行ったほうが、もっと場をにぎやかに盛り上げられます。その場合は、事前に司会者に誰と何をするかを伝えておくとよいでしょう。
また仮装やメイクをする場合は、出番に間に合うよう準備し、終わっても着替え、洗顔を素早くする事。あらかじめ司会者にどのくらい時間の余裕があるのか確認しておくとよいでしょう。まちがっても進行手順を狂わせないように。
スピーチをする場合、ほとんどの人は事前に練習をするようですが、歌などの余興はあまり練習をされないように見かけます。上手い下手ではなく、やはり事前の準備と練習はきっちりとしておくべきです。これもマナーと言えますよね。そして所要時間などのチェックも忘れずにしておくこと。
服装のマナーと準備
披露宴の開かれる時間帯、場所、形式や主催者との関係で当日の服装は変わってきますが、基本は正装です。
女性の場合
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和装→未婚女性の場合は振袖が正装になります。振袖はそで丈が長いほど格が高いので、足首とひざの中間の中振袖かそれよりも短めの小振袖に。 既婚女性の場合は、訪問着や付け下げ、色無地にするのが一般的。和装は、着慣れていなければ不安ですが、伝統的な美しさが映えます。普段着る機会がないからこそ、思いきって着てみてはいかがですか? |
洋装→花嫁の色である純白はもちろん白っぽい服は避けること。また花嫁より派手にならないように気をつけます。 それでは黒は?となると、喪の色なので光沢やラメ入りの素材でゴージャスにそれ以外は避けたほうが無難です。 | |
男性の場合
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昼はディレクターズスーツなどのフォーマルスーツ、夜はタキシードが正装。最近の披露宴は昼に行われるのが多いので、ブラックスーツなら昼夜の区別なく着られるので便利です。ネクタイは白黒ストライプかシルバーグレーのタイが基本。 披露宴の開かれる時間帯、場所、形式や主催者との関係で当日の服装は変わってきますが、礼装を使い分けて上手に着こなしを。 |
子どもや学生の場合
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子どもの服装に決まりはありません。制服があるときはどんな場合でも制服が礼装となります。 スニーカーなどは避けて革靴または地味な色の靴に合わせてもよいかもしれません。 制服がない時は、女の子の場合、普段のお出かけ着にアクセサリーなどをプラスして、フォーマルな装いに。 男の子の場合はブレザーにズボンをあわせ、ネクタイや蝶ネクタイでかっこよく。特に小さい女の子はフリルのついたワンピースや丈の短いドレスを着せると会場が華やかになって楽しめます。 衣装はレンタルでもたくさんそろっていますので、ネットで探してみてもいいでしょうね。 |
※「平服で」と書かれていたら?
普段着でよいということではありません。。女性は、ワンピースやスーツ、通勤着ならアクセサリーをプラスして華やかに。男性はダークスーツで、ネクタイは明るくおしゃれなものを。
いかがでしたか?今回は招待状が届いてから当日までの流れをわかりやすくまとめてみました。これで早め早めに準備して、万全の態勢で式当日に備えられますね。是非ご参考に!秋の結婚式シーズン、そろそろお呼ばれが気になる季節を迎えます。
<関連サイト>
・披露宴に招かれた!当日の流れは
・結婚式・披露宴
・冠婚葬祭のお金事情
・冠婚葬祭の装い