披露宴当日 |
当日司会者は、どんな交通トラブルに巻き込まれるかもわかりません。時間には余裕をもって、開宴の2時間前には会場に到着しておきましょう。早い時間に着いておけば、会場の雰囲気にもなれるはず。緊張感も多少は和らぐはずです。
服装ですが、特に女性の場合、派手すぎず控えめな服装を心がけましょう。肌の露出も控えたほうが無難です。
会場に到着してから、まず、新郎新婦と双方の両親に挨拶します。次に会場の担当者に挨拶し、最終打ち合わせを行います。会場に入れるようになれば、司会者の席、音響やマイクなど、細かい部分をチェックします。
また、新郎新婦に届いている祝電の確認も必要。どの祝電を披露するのか、名前などのチェックも必要です。
言葉は、はっきりと |
友人などの披露宴の司会者は、プロの司会者ではありませんので多少の間違いや進行に多少の不備があってもあたりまえです。ちょっとしたミスが笑いにつながって場が和む場合もあります。一生懸命やっているという姿勢が大事なのです。
しかし、司会者として、何をいっているのかわからないような口調ではダメです。笑顔を絶やさず、明るくはっきりした口調で話すようにします。
▼ポイント
・話す前に一呼吸。
・第一声は大きく明るく。
・話すスピードは、普段のニ分の一から三分の一が無難。
・台本があっても棒読みにならないように。
・新郎新婦には基本的に尊敬語を用いない。
拍手は列席者に見える位置で。拍手がほしいときはまず、自分が拍手します。誰かを指名する時などで、人を指差すことは、マナー違反ですので気をつけましょう。その場合は、手のひらを斜め上にむけるようにした手で指し示すようにします。
忌み言葉に注意 |
披露宴において、不幸を連想させる言葉として忌み言葉があります。お祝いの席では、禁句とされていますが現在では、必要以上に気にすることもありません。しかし、多少なりとも念頭においておくことも大事なことです。
終わる →お開きにする
去る →行く
去年 →昨年
切る →ナイフを入れる
返す →納める
四 →よん
九 →きゅう
最後に →それでは
かさねて →あらためて
死ぬほど →たいへん
くれぐれもよろしく→どうぞよろしく
「たびたび」「ますます」などの重ね言葉も忌み言葉の一種とされています。
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