結婚式・披露宴マナー/結婚式のスピーチ・祝辞

結婚披露宴、スピーチはどう組み立てる?

結婚披露宴でのスピーチは、媒酌人、主賓、来賓といろいろな立場でのスピーチがあり、その内容も変ります。今回は来賓としてのスピーチに注目して説明します。

執筆者:中山 隆司

友人や知人などの結婚披露宴でスピーチを頼まれることはよくあること。一般的には快く引き受けるのがマナーです。結婚披露宴でのスピーチは、媒酌人、主賓、来賓といろいろな立場でのスピーチがあり、その内容も変ります。今回は来賓としてのスピーチに注目して説明します。


●自分がどの立場で、どんな人がスピーチするのか確認する

スピーチを頼まれた時に自分はどの立場で話すのか確認する必要があります。他の人が同じような話をする場合もあります。友人が多く出席する場合では自分しかしらないエピソードなどがふさわしいですし、少ない場合は本人の人柄を中心に話してもいいでしょう。

●スピーチの柱を決める

結婚披露宴でのスピーチを頼まれたら、最初何をどう話していいか思いつかず悩むということはよくあることです。ほとんどの場合「何を話そうか」ということでつまづきます。スピーチの相手はもちろんこれから幸せになってもらいたい新郎新婦です。

上司や後輩、友人などの場合は何らかのつながりがありますのでその辺を思い出して(こんなことがあった、こうゆう人だった)みるといろいろ出てきます。そのことがスピーチの柱になります。当然、あなたと新郎新婦との関係でスピーチの内容も変ってきます。

●あれもこれも話そうとしない。

スピーチの題材を考えていくうちにあれもこれも話そうと考えてしまいがちですが、これでは話が長くなり一般的にいわれている「3分スピーチ」を超えてしまいます。あまり長くなると聞き手の方も集中力がなくなり最後の方は聞いてもらえなくなることもあります。

また、あまり題材が多いと最初の話を忘れてしまい最後のほうでは何の話か結局わからないことになってしまいます。限られた時間で印象よく話すには題材は一つに絞ることがポイント。例えば新郎新婦の人柄などや学生時代のエピソードなど家族なども知らないことを考えてみると以外に早く題材が決まるかもしれません。


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・題材が決まれば次はスピーチの基本構成を考える
・人前であがらないよいにするには?
・初心者は原稿を読みながら
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