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お歳暮を贈ろう(6ページ目)

いつもお世話になっている方へ感謝の気持ちをこめて贈るお歳暮。ちょっとした心配りが足りなっかたりして相手が不快な気持ちにならないように、贈る相手のことを第一に考えて贈りましょう。

執筆者:中山 隆司

▼お歳暮を贈る側


●お歳暮のお礼状

お歳暮のお礼状は気持ちを伝えることが大切ですが、品物が届いたことを相手に知らせる役割もありますので出来るだけ早く出すことです。最近ではお礼は電話で済ませるのがあたりまえにも思えますが、きちんとお礼状を出すことが正式です。真心をこめて書くハガキや手紙にはやはり電話ではないあたたかさがあるはずです。たとえ字がへたでも手書きのほうが心も伝わります。下記は目上の方へのお礼状の例です。友人や親しい人へは形式にこだわらないでOKです。形式よりも気持ちを伝えることが大事ですね。

●書き方のポイント

1)季節の挨拶から、書き出しは1文字さげること。

・年の瀬も押しせまってまいりました。
・師走のあわただしい季節となりました。
・師走に入り寒さも厳しくなってまいりました。
・今年も残り少なくなってまいりました。

2)相手の安否を気遣う

・様にはお変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。
・皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

3)日頃お世話になっているお礼、品物のお礼(特に家族が喜んでいることを)。

・いつもご丁寧にお心遣いいただき
・このたびはお心遣いのお品を

4)相手の家族に対する心づかいを。

・どうぞ奥様にもよろしくお伝えください。

5)相手の健康を祈ることばを。

・体調を崩されませんようよいお年をお迎えください。
・お体をお大事によいお年をお迎えください。

6)最後に「お礼まで」で結ぶ。

また、表書きの差出人のところで夫の代筆であれば夫の名の左脇に”内”と小さく記入します。”代”は夫婦に限らず本人以外の人が書いたときに使用します。

お歳暮の送り状・お礼状の例文はこちらから



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