小動物/小さなペット関連情報

医学書の扱い方(3ページ目)

ペットの医学書は、1冊持っていればすごく安心できると思うのですが、でも、使い方を間違えてしまうと危険です。

執筆者:村田 亜衣

怪しい情報には気をつけよう!

ペットの医学書がたくさん市販されるようになる前は、ペットの病気については飼育書の最後の数ページで紹介される程度でした。その当時は、小さなペットに関する飼育書の中身には「あれ?」と思える記述があるものも少なくなく、病気についても怪しい情報が載っていることもありました。

怪しい情報を鵜呑みにするのは危険です。病気の予防のために何か(人間の食材)を与えればよいという記述は、実践する前にその食材の栄養素と含有量を調べるようにしてください。サプリメントも同じです。与える前にそのサプリメントに含まれている成分と効用を調べるようにしてください。

私たちの食材やサプリメントがペットに良い影響を与えることはあります。ですが、間違った与え方をしたり、間違った使用量を与えたりすることで、ペットに負担となってしまうこともあります。調べて使ってみたいと思うものがありましたら、食材はペットに与えたい栄養素を無くさない調理法を選ぶようにし、サプリメントは自分のペットの年齢や体重から使用量は決めて、与えるようにしてください。特に使用量については、書籍に書かれている分量が必ずしもあなたのペットに適切な分量とは限りませんので、サプリメントに含まれている成分含有量などから適切な分量を求めるようにしてください。

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