小さなペットと暮らしたい！「はじめてシリーズ」No.5　セキセイインコと暮らそう！(3ページ目)

飼うのに必要なもの

雛はセキセイインコに詳しいペットショップで購入しましょう。

鳥かごはディスカウントショップで安いものを選ぶこともできますが、最初はペットショップの方に相談し、雛をしっかり育てられるよう、必要なものを揃えましょう。

升箱・プラスチックケース	雛から飼う場合、最初に必要となる飼育施設です。
粟玉	雛に与えるごはんです。
挿し餌用器具	注射器などで代用も可能ですが、高価なものではないので、専用の器具を購入するといいでしょう。
鳥かご	はばたくようになってからの住まいになります。かごの中でセキセイインコが動けるよう、奥行き（幅）のあるものを選びます。
巣箱	セキセイインコは元々固い岩場で暮らしていたオーストラリアの鳥さん。簡単にくずしたりすることができないよう、木の巣箱を使います。
エサ入れとフード	エサ入れは鳥かごに取り付けるタイプになります。フードは皮付きの飼料にボレー粉などを混ぜて与えることも可能ですが、好きな物だけを選んで食べることができないように、最終的にはペレットにしたいところです。慌てずに時間をたっぷりかけて、粟玉（雛）から配合飼料、ペレットと切り替えていきましょう。
水入れ	水入れは餌入れと同じで、鳥かごに取り付けるタイプのものを使います。
水浴び用容器	水浴びはする子としない子がいますので、用意しても使わないことがあります。それでも、最初は用意してあげてください。
おもちゃ	セキセイインコは他の鳥類と同じで遊び好きでもあります。ブランコや鳥かごに吊り下げるタイプのおもちゃなど、いろいろなおもちゃがありますので用意してあげましょう。なお、おもちゃは鳥かごに移すときにはすでに設置しておくこと。後から入れると見慣れぬ物なので警戒させてしまうこともあります。

おもちゃは用意してあげましょう！

最初にかかる費用

おおまかな目安として、これくらい費用はかかります。

升箱・プラケース	500円～2,000円
鳥かご	3,000円～10,000円
挿し餌器具	200円～500円
巣箱	1,000円～3,000円
エサ入れ	300円～500円
水入れ	300円～500円
粟玉	300円～500円
フード	200円～1,500円
おもちゃ	500円～2,000円
セキセイインコ（並）	2,500円～５,000円
合計	8,800円～25,500円

すぐには必要ないかもしれませんが、移動用のプラケースやキャリー（500円～20,000円）や保温器具（1,000円～5,000円）も用意しておくといいでしょう。セキセイインコの飼育環境の適温は25℃～30℃とやや高めですので、冬場はすぐに保温器具は必要となるでしょう。また、鳥さんも診てくれる動物病院についても飼う時には調べておきたいものです。

病気の注意点

鳥さんは、具合が悪いな。と思ったらすぐに暖めないといけません。羽を膨らましていたり、カゴの下や隅っこにうずくまっている場合も同じです。特に昼と夜の温度差が高い時は注意して観察する必要があります。暖めても（30℃くらい）元気にならない場合には、動物病院に連絡し、必要に応じて診察してもらいましょう。

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