野鳥だけがウィルスを運ぶ唯一の媒介者ではない!
だから、野鳥ばかりを責めるのは止めてくださいね。感染することで、人間よりもあっさりと命を落としてしまう彼らも被害者なんですから。とはいっても、野鳥を呼んでいる方は呼んでいない方に比べると感染する可能性は上がります。個人的には、庭の清掃や餌台の消毒を頻繁に行うようにし、ハエなどの虫の退治、手洗いの徹底などでウィルスが体内に入らないようにして餌やりは続けたいところなんですが、今の状態ではそれは勧められません。悲しいですが、一時的に餌やりは中止した方がいいのでしょう。
野鳥に異常アリ?
餌をあげなかったら食べ物が無くて可哀相! そう思われるかもしれません。そう思った人には、ちょっとチェックしてみて欲しいことがあるんです。あなたの近所にいる野鳥の数は減っていませんか?一部で「今年は山に食べ物が豊富だから」と理由づけされておりますが、 どうやら今年はいろんな町で野鳥の数が減っているんです。我が家も減っています。それも思いっきり。いつもなら毎日大勢で来るメジロが1週間に1~2羽しか見られなかったり、邪魔くさいこともあったヒヨドリがまったく姿を見せなかったりでいったいなんの異常事態が起きているんだろうか?と、ずーっと考えていたんです。
山に食べ物が豊富だからかもしれません。ひっそりと鳥インフルエンザで亡くなった子が大勢いるからかもしれません。理由はわかりませんが、野鳥の数が減っているということは他(山)に食べ物がある可能性が高いですから、一時的に餌台を下げてもそれが野鳥の生死にストレートに影響する可能性は低いと考えられます。全て自分を正当化するための言い訳でしかありませんが、今しばらくは野鳥さんには他でごはんを食べてもらうようにしても許されると思い込んでください。
野鳥よりもあなたが守るべき相手は自分であり、家族であり、ペットですから。