カナダの海の幸といえば、これ! サーモン
川を遡上するベニザケ 写真提供:Tourism British Columbia
さて、サーモンと一口に言ってもいろいろとあり、大西洋のアトランティックサーモン、そして太平洋の5種類のサーモンがあります。それぞれの特徴は以下の通り。
■スプリングサーモン(日本名:マスノスケ)
キングサーモンと一般的に呼ばれている種類。その名の通り大きな魚体で、最も脂がのったサーモンです。スモークサーモンやサーモンステーキに最適。
■ソーカイサーモン(日本名:ベニザケ)
川に遡上するときに真っ赤に染まることから、この名前で呼ばれています。養殖できないため、100%天然物。漁獲量が年々減っており、希少価値が高まっています。ムニエルやグリル、スモークサーモンなど、どのように料理しても美味しく食べられます。
■コーホーサーモン(日本名:ギンザケ)
養殖に成功したことから、日本でも塩鮭として流通しています。(ただし、輸出元はカナダではなくチリが大半)。
■ピンクサーモン(日本名:カラフトマス)
100%天然物なので、流通量も少なく、カナダ国内でもあまり見られません。
■チャムサーモン(日本名:シロザケ)
新巻鮭など塩鮭に使用されていましたが、養殖に成功したコーホーに取って代わられ、流通量が減少。ただし、流通しているイクラの殆どはこのサーモンのもの。粒が大きくて美味です。
■アトランティックサーモン(日本名:タイセイヨウザケ)
大西洋にいる鮭。世界各地で養殖され、日本でも寿司ネタなどで流通。天然物が少なくなり、大西洋沿岸地方でも流通量は少なくなりました。
スモークサーモン 写真提供:JF Bergeron/Enviro Foto
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