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アレルギーがあるからとペットを敬遠しないで! ペットとアレルギー(2ページ目)

ペットに対するアレルギー反応について、みなさんどれぐらい気にしてますでしょうか? 自分が大丈夫でも家族や友人がアレルギーをおこす可能性もありますので、正しい知識を持つ必要があります。間違っても、アレルギー反応を恐れて飼っているペットを処分したりはしないで下さい。

執筆者:村田 亜衣

▼アレルギーが出たらどうしたらいいの?
まずは慌てないことです。アレルギーが出たからペットは飼えない、と決め付けてしまう人もいるようですが、そんなことはありません。慌ててペットの処分を考えたりせずに、まずは落ち着いて、アレルゲン(アレルギーの原因)をはっきりさせましょう。

ペットがアレルゲンとなる場合、主なものは毛と書きましたが、ペットの毛にアレルギー反応を起すかどうかは病院で検査して調べることができます。もしこれからペットを飼うのであれば、アレルギーがあるかどうか事前に調べておくといいかと思います。そして、もし毛に対してアレルギーがあるとなったならば、飼うペットの種類を検討してみて下さい。ハリネズミやスキニーギニアピッグなど毛のない動物であればペットして飼っても大丈夫でしょう。

すでにペットを飼っていてアレルギー反応が出た場合には、今までは気にしてなかったけれどアレルギー症状が出ていたのか、それとも急に出るようになったのか考えてみて下さい。いやらしいもので、アレルギー反応は自分の体調や心理的なものによって出やすくなることがあります。今までなんともなかったのに今日に限ってアレルギー症状が出る、なんて時には今の自分の体調を考え、寝不足や疲れ気味など思い当たるものがあったならば体調が原因でアレルギー症状が出ている可能性があります。ペットとの過度のスキンシップは控え、体調を整えて様子を見てみましょう。

アレルゲンが毛ではなく、ペットについた虫やその死骸ということもあります。小動物は犬のように毎日散歩はさせない種類がほとんどですが、外に出した後には家に入る前や玄関でペットの身体をチェックして虫等がついていたら落とすようにするといいでしょう。



Page1: アレルギーってどんなものなの?
Page3: アレルギーがある人とペット
Page4: アレルギーの怖さ
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