小動物/ハムスターの飼い方

ハムスターの健康チェック! 見逃さないためのチェック項目8つ

ハムスターの健康チェックの8項目をご紹介いたします。誰だって愛するハムちゃんが苦しむ姿は見たくないものですが、どんなに環境に気を使っていても、病気になってしまう事はあります。そんな時には、とにかく早期発見が大切なんですよ!

執筆者:村田 亜衣

ハムスターの健康チェック8項目!

ハムスターの健康チェック

ハムスターの健康チェック

誰だって愛するハムちゃんが苦しむ姿は見たくないものです。
という事で、以前紹介した記事では、とにかく病気になるような要因を取り除く配慮が大切だという事で、幾つかの飼育上の留意点について考えてみました。

今回は、それでも病気になってしまったら?という所にスポットを置き、日々の観察による早期発見の為の健康チェック方について、列挙してみる事にしましょう。
 

<目次>
 

ハムスターの健康チェック1:糞の状態はおかしくないか

尻尾が濡れている場合は下痢をしている可能性大。糞を良く観察して下さい。ハムスターにとって、下痢は大変危険な場合が多いです。早めに病院へ。また、糞の色は食事内容でも変わりますが、体調が良くない場合もありますので、他の項目も注意深くチェックしましょう。
 

ハムスターの健康チェック2:動きが不自然ではないか

歩き方がおかしい場合は、捻挫や骨折が考えられます。すぐに床材をたっぷり入れた小さな水槽に移してしばらく様子を見ましょう。良くならないようなら病院へ。また、動きが鈍い場合は病気の可能性あり。更に体温が下がっているようだと危険な状態です。目を閉じて硬直している時は、擬似冬眠の可能性もあるので、すぐに手などで暖めます。動き始めたら、ハチミツや砂糖水などをなめさせて体力を回復させましょう。暖めても元気にならないようであれば、すぐに病院へ。
 

ハムスターの健康チェック3:毛並みは良いか

妙に毛並みが悪かったり脱毛したりしている場合は、栄養のバランスが悪いか、ストレスや皮膚病の可能性あり。病院へ連れて行く事をお勧めします。
 

ハムスターの健康チェック4:目・耳・鼻は汚れていないか

目やに・鼻水・耳の汚れ等は体調が悪い証拠。暖かくして充分な栄養を与えます。それでもおかしいようであれば病院へ。
 

ハムスターの健康チェック5:食欲はあるか・急に痩せてきていないか

食欲が無かったり、急に体重が減ってきたりするのは病気の可能性大。病院へ連れて行く事をお勧めします。もちろん、時々は体重を測り、適正な食餌量(体重の約10%)を決めておく事が大前提です。
 

ハムスターの健康チェック6:しこりはないか

腫瘍の可能性あり。しこりを発見したら早いうちに病院へ。
 

ハムスターの健康チェック7:爪や歯が伸び過ぎ・変形していないか

爪や歯は病院で切ってもらえます(素人でも出来ますが、慣れないと難しいです)。歯が変形している場合は金網ケージのかじり過ぎが原因である事が多いので、水槽タイプに切り替えたり、かじり木を入れたりしましょう。
 

ハムスターの健康チェック8:出血していないか

出血が少なくても、化膿するといけませんので、早めに病院へ。

なお、病院に連れて行く時は、出きるだけケージごと、暖かくして連れて行きましょう。お医者様にフンやおしっこ・飼育環境やエサなどを見て頂けます。また、別の入れ物に移されたりしたら、ストレスの元となって病気の悪化をも招きかねません。病院選びも重要ですが、ペットショップに紹介して頂くか、小動物治療を看板に掲げているお医者様にしましょう。事前に電話で相談してみるのも良いと思います。

とにかく愛情を持って毎日きちんと観察してあげる事!そして、疑わしきは病院へ!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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