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ブラックミルクスネーク

キングスネークの仲間も2ページめに突入しました!!第21弾は「どこが黒!?」と突っ込まれてしまいそうなブラックミルクスネークです!!

執筆者:星野 一三雄

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ブラックミルクスネーク
撮影協力:どうぶつ共和国WOMA+

ブラックミルクスネーク

学 名Lampropeltis triangulum gaigeae別 名:-英 名:Black Milksnake 分 布:コスタリカからパナマ西部にかけての山地全 長:最大158cm

北米から中米、南米北部に広く分布するトリカラーが美しいミルクスネークLampropeltis triangulum の亜種の一つです。

本亜種は、幼体時は他亜種と同様に黒、赤、白のトリカラー模様で派手で美しい体色をしていますが、成長に連れ黒色部が拡がり、全身が漆黒になる特異な亜種です。ミルクスネーク全般、および本亜種の特徴や生態などは「"アルビノタンジェリン"ホンジュランミルクスネーク」の項をご覧ください。

本亜種の特徴は、もちろん成長すると黒色一色になることですが、幼体時の斑紋パターンはグアテマラミルクスネークやホンジュランミルクスネークに似ていて、吻端部は黒く鼻の辺りに幅の広い白色のバンドが入っています。また胴体の赤いバンド模様は17から22個と比較的多い部類に入ります。

ミルクスネークの仲間は、幼体時の派手な体色が成長に伴って黒化してしまうことが特徴で、それが原因で思ったより人気がないのですが、逆に本種のように中途半端ではなく、思いっきり黒くなってしまう、というのもなかなかおもしろいものです。ただし、比較的流通量は少なく、知られている割には見かける機会が少ない亜種です。
赤っ恥をかかない程度の知識
  • ミルクスネークの亜種の一つ
  • 成長すると黒一色になる
  • 流通量はあまり多くない
飼育の基本情報飼育容器フタがしっかりとできるプラケース。高さの低いフラットプラケでも可。大きさはよく言われるようにヘビがとぐろを巻いたときの3倍程度以上の床面積があればよい。温度特に保温の必要はないが、消化不良をふせぐためフィルムヒーターをケースの下に敷くと良い。繁殖を考えるのならば冬期に12℃程度で2~3ヶ月くらいクーリング。照明特に必要なし床材ウッドシェイブなど。新聞紙やクッキングペーパーでも良い。水などをこぼした後はすぐに交換する容器内レイアウト体全体が浸かるような水容器とシェルターを設置する。餌大きさに合わせたマウス。冷凍を解凍したものでよい。基本的な世話いわゆるナミヘビの飼育方法
  • コーンやキングに比較すると神経質なので、ハンドリング等は慎重に行う
  • 脱皮前はそっとしておく
  • シェルターは脱皮の時のとっかかりになるようなザラザラした素材
  • など※飼育等の基本情報は海外サイトおよび「クリーパー No9. 2001(クリーパー社)」を参考にしました。

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