毎年、ドラマあり
さて、最近はすっかりブースのお手伝いとして参加している私ですが、毎年、ちょっとしたドラマがあるのが楽しいんです。売り子をしていると、「やっぱりヘビは売れないなぁ」とか、本当にいろいろ考えさせられることが、たくさんあって、場合によってはこういうイベントの必要性とかをネガティブに考えてしまうようなこともあります。いや、本当に売れないし。
でも、毎年起こる、なんらかのドラマで元気づけられています。
今年は、かなり早い時間から、高校生くらいの女の子が、私のお手伝いしているブースでヘビを見て考え込んでいるのが気になってました。その女の子は、私と同じくらいの年齢の保護者と思われる男性と一緒に来ていて、ヘビのことをいろいろと聞くわけです。
で、結局、長考の末、2007CBのコーンのペアを買っていったわけですが、あとで話を聞いてみると、その男性は私と同業者、つまり高校の先生で、その女の子は生徒である、と。
さらに話を聞いてみると、授業の中で「爬虫類の飼育」をテーマにした単元があるらしく、そこで生徒の皆さんが「ぜひ、ヘビを飼ってみたい」と。そういういきさつで、今回は師弟で、そのヘビを買いに来られたそうなんです。つまり学校で、教材として飼育をされるそうなのです。
やはり、私も教員ですから、生徒のためを考えれば、教材として使うものが、安かろう悪かろうというわけにはいきません。それに、そのヘビの飼育を通じて、ブリーダーのみなさんの努力とか、そういう背景にある人間、社会なんかも教えたいわけです。
そう考えると、ぶりくらやHBMのように、ブリーダー自慢の、そして丹誠込めて育てた個体の子供を教材に使ってくれるというのは、大変うれしいことですし、何よりもそんなニーズもあったのか、と非常に興味深く感じました。
ぜひ、その高校で、これから何年も多くの生徒にさまざまなことを教えていくことになるであろう、今回買われていったコーンのペアには幸せになってもらいたいものです。遺伝の勉強にも使えますし。
さて、また、こうやってダラダラと好き勝手なことを書いてきましたが、やっぱりイベントは楽しいものです。
会場入り口の案内表示・いや、よく似てはいるんだけどさ... |
次は「とんぶり」!
そして、ぶりくらはまだまだ終わりません。みなさん、ご存じのように、今年は東京でもぶりくらが開催されます。名付けて「とんぶり」。もちろん星野も行きます!次は「とんぶり」会場でお会いしましょう!とんぶりは以下の要領で開催されます!
「とんぶり市2009」開催要項
開催日 | 2009年10月18日(日) |
開催時間 | 11:00-16:00 |
会場 | 東京都 産業貿易センター 浜松町館2F |
入場料 | 大人500円(中学生以下無料) |
公式サイト | http://burikura.com/ |
また、私が手伝っていたブースで、生体をご購入下さいましたお客様におかれましては、改めてお礼申し上げますと共に、購入された生態に関してご質問等があれば、遠慮なくご連絡いただけますことをお願い申し上げます。
そして、最後になりましたが、今回会場で拙著「両生類・爬虫類のふしぎ」をご購入いただけました方に、深く感謝申し上げ、これからも変わらぬ応援を賜りますことをお願い申し上げます。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
<関連サイト>
ぶりくら市 公式サイト
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