カメたち
カメで、特に目立っていた印象があるのはミドリガメの色変たちでしょうか。エキスポ便と思われるのですが、やっぱりミドリガメの色変って、かなりこれから注目されていくのではないかと思います。本物を見ると、ものすごく欲しくなります。本当にキレイ。他のカメも、まあ一通りはいるわけですが、雰囲気的にはヘビとトカゲにちょっと押され気味だったような気もします。
今回、個人的にカメで気になったのは2つ。一つは、イベントではなんだかスゴク久しぶりに見たようなアジアのハコガメたち。数は少なかったのですがマコードハコガメとミスジハコガメのちょっと育ったようなキレイなのが出品されていました。
ナゴレプのカメたち |
ああ、そうそうドロガメと言えば、会場中で話題になっていた超破格値のハラガケガメ。まあこういうイベントレポートで価格を出すのはタブーなのであえて伏せますけど、あの価格だったらギャンブルのつもりで購入してもいんじゃね?って感じでした。
これもイベントならではなんでしょうね。なぜかあんまり売れてませんでしたが。
トカゲたち
JRSのレポートでも書きましたが、やはりブリーダーズイベントと、このような両爬の総合イベントの決定的な違いはトカゲでしょう。一般の方たちや、興味がない方には、まったくどうでもいいような話なんですが、まあ間違いなく、今回の出品の中での最大の珍品がコモチミミズトカゲのアルビノです。もしかしたらリューシスティックかもしれないんですが、ノーマルでさえただのイモムシにしか見えない、このトカゲがピンク色なんですから...もう脱皮直後のジャイアントミールワーム?って感じです。でも、きっとこの1匹が、世界を変えるのでしょう...ちと大げさか。なぜか私、出展者の方に、熱くコモチミミズトカゲの飼育を勧められてしまいました。たぶん、お金があったら買ってしまっていたはず。
ナゴレプのトカゲたち |
あと、会場で比較的多く見られたのが、エキスポ便と思われるトゲオイグアナの仲間たちでした。バナナスパイニーテールイグアナなんかも多く出品されて、かなり心惹かれるものがあったのですが、やはりもう少しだけ価格が下がって欲しいような気もしました。いや、かなり下がったんですけど。
それと、今回の個人的な感動はフトアゴヒゲトカゲのミューテーションたちでした。
話題になっている、スケールレスっていうんでしょうか。鱗がない変異個体ですけど、あれスゴイです。初めて触らせていただいたんですけど、ちょっと新感覚。
ヤモリとカメレオン
ヤモリは、なんだか久しぶりに大量のラコダクを見たような気がしました。ずいぶんと安くなったモノです。それと前出のヒョウモントカゲモドキたち。マックスノーラプターエニグマとか、もうどんなんですか?って感じでした。ナゴレプのカメレオンとヤモリたち |
一方、カメレオンもやはりイベントでは、いろいろ来てくれます。今回の一番の珍品はタンザニアの一部にのみ生息するドワーフカメレオンの一種Bradypodion oxyrhinum なる小さいけど角みたいな突起がカッコイイ、カメレオンでした。いや、ショップの方に熱く語られたんですが、よくわからんくてスミマセン。でも、その道の人から見ると間違いなく驚愕の出品だったようです。