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クロテンヒシメクサガエルは樹上性ガエル! 基本情報と飼育方法

今回は、クロテンヒシメクサガエルの基本情報と飼育方法をご紹介いたします。クロテンヒシメクサガエルは、マダガスカルに分布するクサガエル科の樹上性ガエル。体色は状態等によって様々ですが、基本的には背面が銀色がかった白色から黄白色で黒色の斑点が散在します。

執筆者:星野 一三雄

クロテンヒシメクサガエルの基本情報

クロテンヒシメクサガエルの基本情報と飼育方法

画像提供:B-BOX Aquarium

クロテンヒシメクサガエル
学 名Heterixalus punctatus別 名:Spotted Madagascar Reed Frog英 名:-分 布:マダガスカル東部全 長:22-23mm 

マダガスカルに分布するクサガエル科の樹上性ガエルです。

本種の属するクサガエル科はアフリカで繁栄しているカエルたちで200種ほどがこれまでに知られています。またヒシメクサガエル属Heterixalus はマダガスカル固有のグループで、文字通り瞳孔がひし形になることが特徴です。

体色は状態等によって様々であるようですが、基本的には背面が銀色がかった白色から黄白色で黒色の斑点が散在します。また体側から四肢にかけても同じような体色ですが、体側から四肢にかけてオレンジ色になるような個体の写真も海外のサイト等では見られます。

12-3月にかけて沼地などで繁殖する、という程度しか情報を得ることができませんでした...スミマセン。

どうしても、カエルの仲間というのは、特別な生態がない場合は、似たような生態になってしまうわけですが、それを補ってあまりある色彩や形態の多様さを持っていて、本種もそんなカエルです。こんな小さくても、個性がある体色をしているカエルを数匹、状態良くビバリウムでこっそり飼っている、なんて実に楽しいです。そんな楽しみ方ができる方に飼育をしていただきたいカエルです。

 

赤っ恥をかかない程度の知識
  • マダガスカルのクサガエル
  • 白っぽい地色に黒色の斑紋が特徴
  • 生態等はあまりよくわかっていない
  • あまり流通していない
 

クロテンヒシメクサガエルの飼育方法

飼えると仮定したときの飼育の基本情報
飼育容器
高さと通気を重視したケースを使う。45cm水槽サイズで1ペアくらいが理想

温度
昼間は22~28℃程度、夜間はやや低温に保つ

照明
必要なし

床材
ヤシガラ土や腐葉土、水苔などを組み合わせて湿度をコントロールできる素材のものを厚めに敷く

容器内レイアウト
観葉植物を鉢ごと入れ、木の枝を配する。タッパーなどの水容器を設置。高い場所にピッタリと体にフィットするような隠れ家を設置する


昆虫食性

基本的な世話
樹上性カエルの飼育
  • 毎日、夜間に霧吹きをする
  • 常時湿らせすぎにならないようにする
※生態等の情報は海外サイトと現地での観察を参考にしました。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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