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ブチハラヘビクビガメ

曲頚類も、ついに第40弾をご紹介です!!南米の稀種ブチハラヘビクビガメです!!

執筆者:星野 一三雄

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ブチハラヘビクビガメ

学 名Acanthochelys radiolata別 名:-英 名:Brazilian Radiolated Swamp Turtle分 布:ブラジル中部甲長:最大20cm

あまり流通することがない、南米のヘビクビガメです。

背甲はやや扁平で、暗色の地色に各甲板に放射状の斑紋が入っています。腹甲は黄色っぽく、各甲板に暗色の斑紋や放射状の模様が入っています。

頭部の腹側が黄色になるなどオオアタマヘビクビガメに似ているのですが、頭部の幅が狭いことなどで見分けることができるようです。また頸部には非常に小さな突起が生えていて、オオアタマヘビクビガメよりもゴツゴツした印象があるようです。

生息環境は、他のヘビクビガメの仲間のように流れの緩やかな河川で底床が軟らかく水生の植物が繁茂しているような場所を好むようです。

野生での繁殖生態はわかっていませんが、CB個体が流通しているところから飼育下では繁殖が成功しているようです。孵化した幼体は3cmほどの甲長で、背甲は灰褐色で腹面は鮮やかな黄色地に黒色の斑紋があるそうです。

これまでほとんど流通することがなかった種類で、少数で高価ではありますがEUCBなどが流通するようになってきました。

やはり解説が難しい南米のヘビクビガメですが、それほど大型化するわけでもないわけですし、丈夫で飼育もしやすいということですから、興味深いんですよ。私だって...でも、知識が足りません...誰か教えて~

ブチハラヘビクビガメ
撮影協力:Herptile Lovers
赤っ恥をかかない程度の知識
  • ブラジルにのみ分布
  • オオアタマヘビクビガメに似ている
  • ほとんど流通しないが、ときどき少数のヨーロッパCBが流通する
  • 非常に高価
  • 飼育自体はそれほど難しくない
  • 自然での生態はあまりわかっていない
飼育の基本情報飼育容器60~90cmクラスの水槽や衣装ケースなど温度特に必要ないが、25℃程度に保温をした方がいい照明紫外線入りのバスキングランプが必要ろ過できれば、外部式フィルターと上部フィルター床材(底砂)サンゴ砂などはアルカリ性に傾くので不可容器内レイアウト泳げるくらい水深は深くてよい。陸場は流木を利用する。流木は水中にも組むこと餌配合飼料を食うのならば、配合飼料でよい。メダカやアカムシなどから餌付ける基本的な世話
  • 換水は週に一度、3分の2程度
  • 2週に1回は全換水
  • 全換水時にブラックウォーターを利用
  • 週に1度、強制的に乾燥させ甲羅干しをする
  • ※「飼育の基本情報」は「ビバリウムガイドNo.22」「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ1(誠文堂新光社)」、海外サイトを参考にしました。

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