プディングの使い方
タートルプディングは、まさにプリンの形で冷凍して販売されています。解凍前のプディング |
もしも、切って与えるのなら、凍っている状態で切ると解凍も早くなります。ただし、凍っているものを包丁で切る時は危険が伴いますので、少し時間が経ってから切るようにして下さい。
解凍できたら、かなり軟らかくなりますので、あまり指やピンセットでつまむのは頭が良い方法とは言えません。最初から、そのためのトレイなどを準備して、そこで解凍してそのまま飼育容器に置いたりするのが良いと思います。
適当な大きさに切って |
どんな生き物に与えるべきか
プディングは、水生から半水生のカメならば、種類を問わず、ほとんどに与えて問題はありません。ただし、先に述べた高タンパクということを考えれば、あまり水に依存しないヤマガメ類には与えすぎないようにした方が良いような気もします。ま、乾燥させなきゃ良いだけの話なんですが。
また、リクガメには与えないようにしましょう。リクガメには、間違いなくタンパク質の過剰摂取になります。
リクガメ用のプディングも、現在研究中だそうですので、それを大いに期待しておきましょう。
※タンパク質の過剰摂取に関してはコチラの記事を参考にして下さい。
カメ以外にもプディングは喜ばれます。
例えば、フトアゴヒゲトカゲは喜んで食ったそうですし、モニター類にも与えている方がいらっしゃるようです。
ちなみに、うちでは試しにヨウスコウワニのシャンハイに与えてみましたが、喜んで食っていました。って、うちのシャンハイはなんでも食うんですが。この前は、ヒーター食っちゃいましたよ...閑話休題。
あとは我が家のウーパールーパーにも与えてみましたが、こちらも大喜びでした。
ただ、やはり水生ガメ以外には与えすぎない方が良いでしょう。あくまでおやつとか、ときどきのごちそう、くらいの感覚が良いでしょう。
タートルプディングは、現在は開発・製造元である「Herptile Lovers」さんだけで販売されています。防腐剤等の添加物を一切使用していないため、商品の鮮度を保つ必要上、ほぼ受注生産のような形での販売になっています。
現在はお試し価格として1個380円で販売されています。もちろん通販もされているようなので、興味ある方、特に仔ガメをしっかり育てたい、将来ブリーディングに挑戦したい、という方はお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
最後になりますが、プディングのスゴさも、もちろん、そうなんですが、カメをしっかりと飼育できるようになるためだけに、こうやって個人で研究してオリジナルのエサを開発してしまう...本当に素晴らしいです。
そんなショップの方の姿勢に敬意を表して、記事として紹介させて頂きました。
<問い合わせ先>
Herptile Lovers (ハープタイル ラバーズ)
〒466-0857 愛知県名古屋市 昭和区安田通7-1-2 川原ロイヤルハイツA2
Tel & Fax/052-762-7800 営業時間/13:00~21:00 定休日/毎週 火曜日