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アンデスミルクスネーク

キング・ミルクスネークの第11弾は南米の高地に生息する大型亜種・アンデスミルクです!

執筆者:星野 一三雄

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アンデスミルクスネーク
写真提供:レプタイルストア ガラパゴス

アンデスミルクスネーク

学 名Lampropeltis triangulum andesiana 別 名:-英 名:Andean Milksnake分 布:コロンビアのアンデス山地全 長:145cm

北米から中米、南米北部に広く分布するトリカラーが美しいミルクスネークLampropeltis triangulum の亜種の一つです。

本亜種はその名の通りミルクスネークの中ではもっとも南に分布する亜種の一つで、コロンビア国内のアンデス山地に分布しています。ミルクスネーク全般、および本亜種の特徴や生態などは「"アルビノタンジェリン"ホンジュランミルクスネーク」の項をご覧ください。

本亜種の特徴は、頭部の吻端が白いことで、他亜種は吻端が白い場合でも黒色斑が入りませんが、本亜種は白い部分の鱗に縁が黒くなるため、小さな黒色斑があるように見えます。また胴体の赤いリングの数が他の亜種よりも著しく多いのも特徴です。さらに、全長も他亜種が1m前後であるのに対して1.5m近くになる大型の亜種であることも知られています。
赤っ恥をかかない程度の知識
  • ミルクスネークの南米産亜種の一つ
  • 赤いリングが多い
  • 亜種の中では大きくなるグループで1.5mほどになる
  • 野生での生態はよくわかっていない
飼育の基本情報飼育容器フタがしっかりとできるプラケース。高さの低いフラットプラケでも可。大きさはよく言われるようにヘビがとぐろを巻いたときの3倍程度以上の床面積があればよい。温度特に保温の必要はないが、消化不良をふせぐためフィルムヒーターをケースの下に敷くと良い。繁殖を考えるのならば冬期に12℃程度で2~3ヶ月くらいクーリング。照明特に必要なし床材ウッドシェイブなど。新聞紙やクッキングペーパーでも良い。水などをこぼした後はすぐに交換する容器内レイアウト体全体が浸かるような水容器とシェルターを設置する。餌大きさに合わせたマウス。冷凍を解凍したものでよい。基本的な世話いわゆるナミヘビの飼育方法
  • コーンやキングに比較すると神経質なので、ハンドリング等は慎重に行う
  • 脱皮前はそっとしておく
  • シェルターは脱皮の時のとっかかりになるようなザラザラした素材
  • など※飼育等の基本情報は海外サイトおよび「クリーパー No9. 2001(クリーパー社)」を参考にしました。

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