葉付きのにんじんは春に見られる期間限定の1品です
根菜の中で、唯一カロテン含有量が多く、緑黄色野菜に分類されるのがにんじんです。カロテンのうれしい効果は、体内でビタミンAに変わって、気管や胃腸の粘膜を保護してくれることです。にんじんにしかない、独特の甘みをおいしく取り入れて、栄養を効果的に取り入れてください。
にんじんの栄養
にんじんと言えば、緑黄色野菜の中でもトップ3に入るくらい、豊富なカロテンを含んでいることで知られています。カロテンは、粘膜の抵抗力を高めてくれるので、風邪予防や美肌作りに効果的。また、造血作用があるので、貧血や冷え性を防ぐのに役立ちます。その他、カルシウム、カリウム、食物繊維も多く含まれています。よいにんじんの選び方
にんじんは、葉がない状態で売られていることが多いですね |
- 皮にでこぼこがなく、つるんとしているものを選びます
- オレンジ色が濃いものを選びましょう。カロテンの含有量が豊富です
- 葉のついていた首の部分が黒ずんでいるものは避けましょう
にんじんの保存方法
- 水気をふいて、新聞紙に包んで冷暗所で保存します
- 乾燥に弱く、黒ずみやすいので夏場はポリ袋に入れて、冷蔵庫で保存します。