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画像提供:桔梗屋 |
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チュウカヒキガエル
学 名:Bufo gargarizans gargarizans別 名:-英 名:Zhoushan Toad分 布:中国、韓国、北朝鮮、ロシア東部全 長:56-120mm 名前の通り、中国を中心に広く分布するヒキガエルです。
アジアヒキガエルBufo gargarizans の基亜種で、日本の宮古島のみに生息するミヤコヒキガエルB. g. miyakonis は別亜種の関係になります。
一見、日本でも見かけるニホンヒキガエルによく似ていますが、本種はやや手足が短くずんぐりしています。丸っこい体型と言えるかもしれません。また体表のイボ状突起も数が多く、より発達しています。
分布が広いためか、体色の個体差が大きく赤褐色や黄色いものなどさまざまです。
生態はニホンヒキガエルとほぼ同様で、山地から人里までさまざまな場所に生息していて、主に夜間に活動して地表性の昆虫類などを食べています。
春から初夏にかけて水場に集まって繁殖行動を行います。卵はひも状の卵嚢で生み出され、長さ1.5-2.3mほどの中に1200-7400個ほどの卵が含まれています。オタマジャクシはニホンヒキガエル同様に小型で黒っぽく、変態直後も非常に小さいカエルで上陸します。およそ3-4年で性成熟して繁殖行動に参加すると考えられています。
飼育もしやすく、ペット的に飼える種類ですが、国内で流通するのは別亜種のミヤコヒキガエルがほとんどで、本亜種として流通することは滅多にありません。
残念ながらヒキガエル属は全種が特定外来生物法によって輸入する際に申請し政府による判定を受けなければいけない「未判定外来生物」に指定されていますので、今後WCの流通はあり得ません。
飼育をしたならば絶対に逃がしたり、脱走されないように注意しましょう。赤っ恥をかかない程度の知識- 一応、ニホヒキガエルとは別種
- ミヤコヒキガエルとは亜種の関係になる
- 飼育はしやすい
- ニホンヒキガエルよりずんぐりしていて、ちょっとカワイイ
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飼育の基本情報 |
ガイド記事「ヒキガエルの飼育」を参考にして下さい |
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