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画像提供:桔梗屋 |
カブトシロアゴガエル
学 名:Polypedates otilophus 別 名:-英 名:Bongon Whipping Frog, Bony-headed Rhacophorus分 布:ボルネオ島、スマトラ島全長:オス64-80mm メス82-97mm比較的、名前はよく知られているのに実物はなかなか見ることができない、東南アジアの大型のツリーフロッグです。
名前のように頭部が大きく角ばっています。背面と頭部は明るい黄褐色で緑色にはなりません。腹部と後肢の腿は白色で細いラインが入っています。
樹上性で、熱帯雨林から植林された場所などに生活しています。
水面に張り出した木の枝などに泡状の卵塊を作って繁殖をします。泡巣の中で孵化した幼生は水面に落ちて水中で生活し、全長53-57mmと比較的大きく成長してから変態して上陸します。
樹上性のカエルというのは大きければ大きいほど見応えと存在感があり、本種は独特の体型で迫力があります。なぜか国内で流通した例が少なく、さらにシロアゴガエル属は属全体が「未判定外来生物」に指定されましたので、事実上輸入されなくなりましたから、今後は流通することはないと思われます。本種をすでに飼育されている方はより大切にして欲しいと思います。赤っ恥をかかない程度の知識- ボルネオとスマトラ島に分布
- 大型のアオガエル
- 近年はほとんど流通したことがなかった
- 未判定外来生物なので、今後の新たな輸入はあり得ない
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飼育の基本情報 |
飼育容器 | 高さと通気を重視したケースを使う。 |
温度 | 昼間は22~28℃程度 |
照明 | 必要なし |
床材 | ヤシガラ土や腐葉土、水苔などを組み合わせて湿度をコントロールできる素材のものを厚めに敷く。 |
容器内レイアウト | 観葉植物を鉢ごと入れ、木の枝を配する。タッパーなどの水容器を設置。 |
餌 | 昆虫食性 |
基本的な世話 | 樹上性カエルの飼育毎日、夜間に霧吹きをする常時湿らせすぎにならないようにする※生態等の基本情報は「爬虫類・両生類800種図鑑(ピーシーズ)」「アクアリウム・シリーズ ザ・カエル(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。 |
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