全国の両爬ファンの皆さん、コンニチハ!

今回は「週刊アスキー」の「ランキング帝国」という記事とのコラボ企画「ガイドイチオシ!! 目が離せないラブリートカゲBEST5!」なんてテーマで、かわいらしいトカゲたちをご紹介してみたりします!

ラブリー、って言ったってよ……

とは言ったものの、どんな視点から考えればいいのでしょう?

「Lovely」ってことは「愛らしい」とか「かわいらしい」あるいは「美しい」とか「素晴らしい」みたいな意味でしょうから、そういうトカゲを考えればいいんですよね。

でもでも、両爬ファンのみなさまならとっくにわかっていらっしゃると思うんですが、トカゲっておしなべてかわいらしくて、魅力的な生き物ですよね。しかもその魅力が多様。だからその中から5種を選ぶことを考えるのって難しいです。

そこで今回は、うまくすれば週刊アスキーを読んだ一般の方がこの記事にアクセスする、と希望的予測をして、あくまでも
「通常の感覚で見たときにかわいくて、魅力的で何よりも飼育しやすい」
という視点でトカゲを選んでみましょう。
結局、実のところ、私個人の主観というか、独断で選ぶだけの話なんですが……


またもや問題発生!!

でも、ここで一つの大きな壁が、All Aboutの編集さんからこの話をいただいたときに安請け合いしてしまった私の前に立ちふさがったのでした!!

だって「かわいくて」「飼育しやすい」「トカゲ」って基準で選んでしまったら、それってほとんど「ヤモリ」ばかりになっちゃいます。

一般の方々から見れば「ヤモリ」も「トカゲ」も一緒じゃん、って感じですし、もちろん生物学としての分類上も「ヤモリ」は「トカゲ」の一グループですから間違っていません。でも、こと両爬ホビーの世界では「ヤモリ」と「トカゲ」は分けて考えたいことに異論を唱える人はいませんよね? つーか、むしろ「トカゲ」をもっと「分けて」論じろ、という意見も多いでしょう。

そこで今回は公平を期すために5種のうち「ヤモリ」のエントリーを2種に限り、残り3種を「ヤモリ以外のトカゲ」からエントリーしてみましょう!!

それとあくまで5種を選んだだけですから、順位はつきません。あしからず。

んじゃ、行ってみましょーかっっ!!

Lovelyなトカゲ・その1 ソメワケササクレヤモリ


ソメワケササクレヤモリ
写真提供:Rep Lovers

ソメワケササクレヤモリ

分 類:ヤモリ科学 名Paroedura pictus英 名:Madagascar Ground Gecko分 布:マダガスカル全長:14cm前後


まずは地表性ヤモリから1種選んでみました。
どうです? 文句なしにラブリーでしょ?

先述したように、ヤモリの仲間は一般的にかわいらしいのですが、特に地表性ヤモリの仲間は「うるうる」した大きな目をしていたり、頭でっかちで幼児体型なので愛くるしい種類が多いのです。特に本種は飼育も容易で、繁殖もしやすく、ほとんど流通しているのがCB(飼育下繁殖個体)ということもあり、飼育初級者の方にもオススメです。

本来の個体の体色は明るい褐色地に不規則な斑紋が散在して白色に近い明色のバンド(横帯)模様か、頭から尻尾にかけて一本のストライプ(縦縞)模様です。もちろんそれだけでも十分にキレイなのですが、写真の個体のように全身がオレンジ色をした「ザンティック(黄色色素過多)」や、全身が白い「スノー」というような、さらに美しい色彩変異個体も作出されて、高価ではありますが流通しています。

他のヤモリと比較しての最大の特徴は「多産」であることです。
ヤモリは通常1回に2個の卵を産み、それを1年間に3回程度行うのですが、ソメワケササクレヤモリは、1~2週間の間隔で多いときには10数回も産卵をします。
で、変な話なんですがカップルの交尾シーンがまたカワイイ。

飼育は比較的容易です。詳しくはネット上にもあるし、書籍でも詳しいので省きますが
・乾燥した環境
・25-30℃に保温
・強い光は不要
・餌はコオロギなどの昆虫類を爬虫類ショップなどで購入
・餌には必ずカルシウム剤を添加

という感じです。

ちなみに一時のブームが去ってしまって、あまりショップなどで見かけなくなってしまいましたが、飼育者の方がガンガン殖やしている場合も多いのでブリーダーズイベントなどで購入が可能です。
価格はノーマル個体で5,000円程度、美しい色彩変異個体は1ケタ違います。

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お次は、Lovelyなトカゲ・その2とその3のご紹介です!