フチドリアマガエルの基本情報
写真提供:LIFE WITH FROGS
学 名:Hyla leucophyllata別 名:英 名:Clown Tree Frog,White-leaf Frog,Bereis’ Treefrog分 布:南米(アマゾン川流域、ガイアナ、スリナム、ベネズエラ)全長:35~40mm
南米産の最近になってから人気が出てきたツリーフロッグです。ここでは日本のアマガエルと同じHyla属にしましたが、どうやら最近はDendropsophus属とすることが多いようです。
体色や斑紋には変異が多いのですが、一般的には上の写真のようにアメ色の地色に白、クリーム色あるいは銀白色の太いラインが体を縁取るように走っています。
生息環境は熱帯雨林の樹上で、体に対して比較的大きい昆虫などを食っています。雨季の間に繁殖が行われ、水面に垂れ下がっているような大きめの葉に1.5mmほどの卵を600個程度産み付けます。
繊細で華奢な感じですが、意外に丈夫で飼いやすいそうです。こういう小さくて美しいカエルを観葉植物でレイアウトされたビバリウムで飼育したら、きっと綺麗なんでしょうね。しかし、確かに色も綺麗で美しいカエルなんですが、顔の輪郭とかが日本のアマガエルとそっくりなのはなんだか親しみが持てます。IUCNのレッドデータリストで軽度懸念(LC)としてリストアップされました。
フチドリアマガエルの飼育方法
飼育容器高さと通気を重視したケースを使う。
温度
昼間は24~30℃程度、夜間はやや低温に保つ。
照明
必要なし
床材
ヤシガラ土や腐葉土、水苔などを組み合わせて湿度をコントロールできる素材のものを厚めに敷く。
容器内レイアウト
観葉植物を鉢ごと入れ、木の枝を配する。タッパーなどの水容器を設置。
餌
昆虫食性
基本的な世話
樹上性カエルの飼育
- 毎日、夜間に霧吹きをする
- 常時湿らせすぎにならないようにする
【関連記事】