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ビルマホシガメ

リクガメの第3弾は、微妙なステータスのビルマホシガメです!

執筆者:星野 一三雄

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ビルマホシガメ

学 名Geochelone platynota別 名:-英 名:Burmese Star Tortoise分 布:ミャンマー甲 長:20~30cm

一時期は絶滅したと思われていた、かつての「幻のリクガメ」です。1996年から突如、輸入され話題をよびました。インドホシガメG.elegansによく似ていますが、四肢に斑紋が少ないこと、背甲がやや細長いことなどから見分けることができます。

生態はわかっていないことも多く、現地での生息環境も今ひとつはっきりとしていないようですが、産地の自然環境を考えると、山間部の森林地帯や河川の周辺などに生息していると思われます。

インドホシガメよりも環境に対する適応力が強いことと、高価であるために扱いが丁寧になっていることからか、その貴重さから考えると丈夫で飼育しやすいリクガメです。

一時期は大量に輸入されたため現地での乱獲および密輸が心配されましたが、高値で安定していたためか一時期のブームのような状況は落ち着いたようです。また、現地のファームでCB化が進み始めているようで、CBベビーの入荷が増えてきました。と、最初は書いたのですが、その後に多くの方からご指摘をいただきいろいろ調べてみたところ、確かに密輸摘発個体を集めて飼育繁殖をしているらしいのですが、まだまだ本格的に正規個体として輸出できるほどの規模にはなっていないようです。CB正規輸出個体というのはまだまだのようです。ならばぜひ日本では飼育されている方々に頑張っていただきたいところですね!

いや、まったくその通りです。恥ずかしいのですが...最初はインドホシガメと別種であるということすら知りませんでした。はい。

CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種
  • 暗い環境を好むので、照明はあまり強すぎない物を使う
  • やや湿度を多めにする
  • それ以外は一般のリクガメ飼育の通り

  • <おすすめINDEX>
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    ビルマホシガメ
    写真提供:Herptile Lovers
    飼育の基本情報
    飼育容器幼体は60~90cmクラスの水槽や衣装ケースなど。成体は大きさに応じて部屋での放し飼いや屋外飼育。
    温度一般的なリクガメ飼育の通り。25~27℃を最低温度として、ホットスポットを準備してケージ内に温度の勾配を作る。
    照明紫外線入りの爬虫類用蛍光灯などで強すぎないものを使う
    床材ヤシガラ土などの湿度を調節できるもの
    容器内レイアウト水入れ、シェルターを常設する。
    植物食
    基本的な世話
    ※「飼育の基本情報」は「AQUQRIUM SERIES ザ・リクガメ(誠文堂新光社)」「REPFILE VOL.2 リクガメ(ピーシーズ)」「リクガメ大百科(マリン企画)」を参考にしました。
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    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
    ※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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