爬虫類・両生類/フィールドワーク

両爬旅行記番外編!? 上海で両爬を見る!vol1(2ページ目)

えーっと、なんだかよくわからないんですが真冬の上海に行って来ました。で、もちろん野生では両爬なんか見られませんが、ちょっと面白い場所をご紹介しましょう!

執筆者:星野 一三雄

思ったよりスゴイ・野性昆虫館

さて翌日は朝から上海観光です。
有名な「豫園」は庭園でした。はい。点心も食いましたとも。ええ、そりゃもう腹一杯。
新しくできた「観光隧道」キレイでした。
その先にあるすごい高いテレビ塔「東方明珠塔」すげー高かったです。でも奇っ怪なデザイン。
で、その塔の足下にあるのが、お待ちかね「上海大自然野性昆虫館」です。
中国の野生の昆虫や両生爬虫類を集めたという場所で、新しいのか建物もでかくてキレイ。
さて入ってみましょう。
ありゃ、なんか切符売り場周辺がなんか独特の寂しい雰囲気...人も全然いない...
切符売り場で切符を買おうとすると「え?入んの?」みたいな反応。そりゃ入りますとも。
なんか嫌な予感を振り払いながら、警察官みたいなもぎりのおじさんに切符を渡していよいよ館内に突入。

最初は大きな温室風。熱帯樹林の植物がたくさん植えてあって「蝶の楽園」みたいなことが書いてあるけど、全然チョウなんて飛んでない。よく探すとサナギが陳列されていました。ああ、季節が悪かったのね。鎖でつながれて一人でギャーギャー言っているコンゴウインコがなんとももの悲しい。
早くも「あー、やっちゃったー」と半ば後悔。
こんな写真でスミマセン
ヨウスコウワニAlligator sinensis

で、そんな暗い気持ちで温室を抜けると、そこにはガラスで囲われた浅い水場がありました。
ん?思わず
「すげー!」
と、その水場は実はかの「ヨウスコウワニ(御姿は最後の参考サイトで)」のアクアテラリウムでした。しかもたくさん。
はじめて生きたヨウスコウワニを、しかも本場中国で見られて、実はこれだけで大満足。しかし小さくてかわいいワニです。尻尾まで入れても1mくらい。これは確かに飼育できる。欲しい~。




ショップみたいな展示
ヘビコーナー
興奮したまま先に進むと、なんだか日本の爬虫類ショップのように小さな(と言っても60cmクラス以上)ガラス水槽群が。
一つひとつ見るとなんと全部ヘビ。なぜか種類はコーンとかキングとか。特に多かったのはバンド系のメキシカンキングの仲間。この辺は全然詳しくないのでよくわからなかったのですが、動物園と言うよりあきらかにペットショップのような種類の揃え方。
ナミヘビ以外ではビルマニシキヘビアミメグリーンパイソンなぜかブラッドパイソン。ここの飼育係って、もしかしたら爬虫類マニア?
ちなみにここに展示されているヘビは全部で20種程度。
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