大人気のブログですが、お忙しい中いつ執筆を?
●内容にもよりますが、一つの記事を書くのに連続で12時間あれば完成します。
ただボリュームによっては、なかなかそういうわけにもいかないし、診療があると1日24時間の中でも数時間し書けません。睡眠時間を削って書いています(笑)。
書くときは、同時並行しながらやっていくことが多いです。
飼い主さんから「これってなんですか?」
ってと云われることが切っ掛けで書き始めることも多いです。
多くの方が犬や猫に関する情報を熱心に求めいるんだと実感しています。
獣医さんが専門的な医学用語で書いてあるホームぺージはたくさんありますけど、もっと噛み砕いて表現して飼い主さんにも解りやすい情報があってもいいと思うんです。
自分で言うのも何ですが、日本初?のオリジナリティー溢れる斬新なタッチがアクセプトされたということでしょうか?
犬や猫に関することで、まだまだ解明されていないことが多いと思います。
病気だけではなく、心理や習性なども含めて・・・。
例えば猫のゴロゴロのメカニズムやシッポの動き方による心理状態です。
これまでグレーゾーンとされてきた部分にピントを絞っていることも人気の一つかも知れないですよね。
「このブログは面白い!」ってリンクを張ってくださったり、誰かの質問に対する回答の参考文献や引用に私のブログのURLが貼り付けてあることはうれしく思います。
難しいことは書いてもしょうがないですね。
自己満足で終わってしまうので・・・。
でもあまりにも低レベルにはしたくないんです(笑)。
だから小学生から大学教授まで~っていうのが、私のコンセプトです(笑)
実際に大学の先生にも「なかなかおもしろいじゃないか!」
とか「最近のエビデンスはこうだよね」って補足して頂く事もあります。
書いている内容によっては、その道の専門家に監修してももらって、名前を掲載させていただいたり、「いや、これはこうだよ」というやりとりなんかすごくおもしろいですね。
先生が執筆中は ここがピイタンちゃんの定位置 |
読者の方からは他にはどんな質問が寄せられますか?
●最近は特捜しにくい注文が増えてきています。
ドッグフードが不味いことを証明してくれだとか、飼い主の消費者の立場と企業側の立場のギャップをわかりやすくうまく解説して欲しい、猫の言葉や気持ちを解明してほしいとか・・・。
無理ですよね~(笑)。
ブログが書籍化されたことに関しては?
●確かに出版することが出来ましたが、正直それがスゴイとは思っていません、はい。
専門雑誌の連載や論文がアクセプトされる方が獣医師として名誉あることかもしれません。
でも私はそんなスキルはありません。飼い主さんが知りたいという情報にピントを絞り、できるだけわかりやすくアウトプットする。分りやすく例えたつもりが逆に分りづらくなり、腹筋がちぎれるほどのギャグが満載だと自負している・・・。
そんなコラムを書く獣医師がいても良いのかなと思います。
特に書いて良かった、と思われる記事は?
●ペットロスの記事ですけど、あの記事はホントに書いて良かったな~と思います。
「今はまだ生きてるけど、ペットを失ったときは必ずここに戻ってきます」「最後のポエムはどっかに売ってるんですか?オリジナルですか?」「涙が止まりません」という多くのコメントはうれしかったですね。
自分の言葉が相手の心に響きに、役に立つということはうれしい事です。
※あなたは大切な存在を失ったことがありますか?~ペットロスとグリーフワーク~
ピイタンちゃん、今年9歳 |
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■参考リンク
株式会社JPR
はぐれ獣医 純情派~異論!ワン論!Objection!~
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