ジャイアンツ寮のリョウくん
第1回目のゲスト
ジャイアンツ寮のリョウくん

ネコは自ら、住処と同居人を選びます。
そして、同居人を自分向きにカスタマイズして、より居心地の良い家を作り上げていきます。

今回からスタートする“居心地の良い住処/ネコに選ばれた人たち”は、色んなお宅のネコたちが、どのように同居人をカスタマイズしているかをインタビューする企画です。

ネコを大切な家族、と思うのであれば、どうやって飼うことがネコの幸せにつながるか様々な事を想像しながら飼う必要があることを考えてみたいと思います。

第1回目は、読売ジャイアンツ寮で生活している『リョウ』君のインタビュー!

野球に専念できる環境で

読売ジャイアンツ寮は、多摩地区の高台に位置し、駅から徒歩で約30分、裏は山。室内練習場はもちろん、近代的なトレーニングマシンや地下温水プールなどなど、選手が最高の環境で野球に専念できる設備を完備した近代的な建物です。ジャイアンツ寮は地下1階、地上4階、1991年8月に完成しました。

なぜジャイアンツ寮にネコが???

2002年5月、大宮球場でイースタンの試合があった日に、当時副寮長だった村田さんが、カラスに襲われかけていた子猫を助けました。生後1ヶ月弱のクリクリした愛らしい目の子猫、これがリョウ君でした。
手のひらにすっぽり収まってしまう子猫はちょっと汚れていて、少し風邪を引いてお腹を空かせていました。
そのまま、球場に残していくとまたカラスに襲われるなぁ~と。
心配になった村田さんはとりあえずバスに乗せて、寮に連れ帰ることに。
スタッフ総出で子猫用の粉ミルクを用意してスポイドで飲ませたり、段ボール箱に手製のおもちゃを付けてベッドを用意したり…。

今回取材に伺ったときは、山本寮長がリョウ君と出会ってからの写真をまとめてあるアルバムを見せてくださいました。
いやぁ~。ホントにかわいいです。
お目々が大きくて、つけてもらった首輪の鈴がやけに大きく見える、小さな小さな子猫。
そして、元々寮には動物好きなスタッフが多かったので、このままいても良いか、ということに。

ここでリョウ君にインタビュー

「ちっちゃかったから、あの時の事はあんまりよく覚えてないんだにゃ。
空からなんか怖いのが、さ~っと降りてきて、そのまんま連れて行かれる?!と思ったら、おじさんがやってきて、抱っこしてくれたんだ。
でっかくて暖かい手で、ぎゅってされた時、おっ!やった!この人のそばにいたら安心だ!って思ったんだ。それだけは、今もよぉく覚えてるよ」

「んで、寮に帰ってきたら、みんな遊んでくれるし、ミルク飲ましてくれるし。すぐに、ここに住もうって決めたんだ。」

こうしてジャイアンツ寮でのリョウ君の生活が始まったわけですが…。

「最初、みんなオレのことを女の子だと思ってらしいんだ。だから、最初はリョウコちゃん、って呼ばれてた。」

『リョウ』という名前の由来は、至極簡単。寮で飼うネコなので『リョウ』。で、みなさん、最初はメスだと勘違いして、リョウコちゃんと呼んでいましたが、ある日、抱き上げられたリョウコちゃんはバランスを崩して床に転落。心配した寮長が動物病院に連れて行き、オスだったことが判明。それからはリョウと呼ばれるようになりました。


掌サイズのリョウくん
ジャイアンツ寮に来たばかりの頃のリョウくん
掌サイズで、ホントにかわゆぃ~~♪

続いて、リョウくんの寮での生活は?