猫が喜ぶ! 猫の本能をくすぐる遊び方とは

猫が喜ぶ遊び方

それぞれの猫に合った遊び方を見つけよう

何世代にも渡って人のそばで暮らし、自分で獲物を狩る必要がない現在でも、猫は野生の動物本能を色濃く残しています。肉食の狩猟動物である猫は、その本能を忘れす、獲物である小動物(ネズミや小鳥など)やカエルや昆虫などの声、音、振動に敏感に反応します。

母親猫は、狩りをまねた遊びで子猫を教育します。母猫が自分のしっぽなどを揺らせて子猫の興味を引くと、子猫はゆっくり揺れる母親のしっぽを捕まえようと飛びかかります。兄弟猫がいれば、プロレスごっこをしたり、追いかけっこをしたり、噛みついたり、猫キックをして、兄弟を獲物に見立てて遊びます。

そんな猫が一番喜ぶ遊びとは、どんなものでしょう。猫はとても個性豊かな動物なので、すべての猫が120%満足してくれる遊び方はないかも知れませんが、自分の愛猫の好みを観察すれば見えてくるものがあるはずです。
 

猫の遊びたいオトシゴロとは?

思春期前後の特に女子は、「箸が転げてもおかしい年頃」といわれる時期があります。なんのことはない、ただ箸が転がっただけでも笑いのツボにはまってしまい、いったん笑い出すと止まらなくなってしまうようなお年頃。これは猫に当てはめると、生後50日前後から7ヶ月頃までの子猫時代にあたります。
今、これにはまってます!

今、これにはまってます!

何もなくても、例えば壁に映る影や光だけでもひとりで機嫌良く遊び、お腹が空いたら食べて、疲れたらコテンと寝てくれる暴れん坊将軍時期です。おもちゃは購入した猫用のものだけでなく、広告紙やアルミホイルを丸めて作ったボールや、紙袋の持ち手を切り取って丸めたもの、おせんべいなどが入っているような丈夫なOPP袋、ティッシュペーパーの空き箱などなんでもOK。気に入ったものを見つけると、くわえたり手でつかんだり、放り投げたり、キックしたりと大暴れ。
 

猫のお気に入りの遊び方

猫のお気に入りの遊び方は、「獲物(おもちゃ)を窮地に追い込む」式で、机の角などを使って獲物と自分の間に障害物を置いたり、ソファの下、家具の陰などに獲物をわざと追い込んで、そこから引き出してくる、手元におもちゃが来たら、また手で奥の方に押し込んでとわざと取りにくい場所におもちゃを置くという風に、ゲームの難易度を上げるのが好みらしいです。だから大掃除や、引っ越しの時にベッドや冷蔵庫を動かすと、ホコリまみれの大量のおもちゃを発見、なんてことになります。
あれもこれも欲しい欲張りさん

あれもこれも欲しい欲張りさん

 

猫の好みを知ろう

愛猫が好きなのはどんな素材のおもちゃで、どんなスタイルの遊びかを観察しましょう。成長段階につれて、おもちゃの好みが変わったり、遊び方が変わることもありますが、基本的には好みが一貫している猫の方が多いように思います。

例えば猫じゃらしでは、高いところで振った猫じゃらしにジャンプしてキャッチするのが好きな子もいれば、床をちょろちょろと這わせた猫じゃらしの方に反応が良い子もいます。
このおもちゃ、一番のお気に入り!

このおもちゃ、一番のお気に入り!

おもちゃも、小さなボールが好きな子、縫いぐるみに興味を示す子、鈴など猫が触ると音が出るものなど、遊ばせているうちに特に執着するおもちゃの傾向が決まってきます。また、素材も羊毛系、フェイク系、羽根系、ヒモ系、紙系など好みがあるようです。

あれもこれも、と与えると猫が混乱するので、最初は2~3種類を猫に見せてどれに興味を示すか、好きなおもちゃ、好きな遊び方を観察してください。猫が気に入らなければ数回で飽きてしまうか、最初から見向きもしないかもしれませんが、気に入ったおもちゃに対する執着は非常に強いので、これがお気に入りとわかれば半ダースぐらい常備しておくとよいでしょう。高価なおもちゃより手作りの方を喜んで遊んでくれることが多いです。
 

いつ、どんな風に、どのくらいの時間猫と遊ぶかを決めておく

猫はかなり正確な体内時計を持っているので、できるだけ一日のローテーションを決め、それを守るのがベストです。例えば、夜寝る前に15~30分、時間を決めて遊ばせることを日課にすると、朝までおとなしく寝てくれるようになります。
寝っ転がるのがボクのスタイル

寝っ転がるのがボクのスタイル

 

猫にストレスを与えないために注意したいこと

猫は本当に気まぐれな動物です。とても喜んで遊んでいるかと思ったら、突如興味を失ってさっさと寝に行ってしまうなんてことは日常茶飯事。猫と遊ぶときに、一番注意しなければいけないことは、しつこくしないことです。ダラダラと遊びにつき合うよりは、まだ遊び足りないかなと思うくらいで切り上げてください。

いつもならとても食いつきがよいおもちゃでも、まったく興味を示さなければ、無理矢理遊びに誘うのは止めましょう。猫を強引に遊ばせようとすることが、猫に大きなストレスを与えてしまうこともあります。また、寝ている猫を無理矢理起こして遊びに誘うのもNGです。猫と遊ぶときは、猫がやる気満々かどうか様子を見ながら加減してください。
 

冬は特に身体を動かす遊びに誘いましょう

遊んで身体を動かすことは、猫のストレス緩和だけではなく、運動不足による肥満解消や尿石予防にもなります。2~3歳以上の特にオス猫は、動かない生活が続くと腎臓や膀胱に石ができ、それがたまりやすくなってしまいます。毎日、2~3回は大きく身体を動くような遊びに誘って下さい。
どれだけ高くジャンプできるかが生きがいです

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猫のお気に入りは、ご飯をくれる人、トイレをきれいにしてくれる人、そして遊んでくれる人です。愛猫の性格や好みを把握して、猫に気に入られるように頑張ってください。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。