メタボに効くのは和食?洋食?その意外な答え
和食や蕎麦は、低脂肪だけれど塩分が多いのが難点。たまにはメニューを変えましょう! |
日頃カロリーには気をつけているけれど、食事の中の脂肪分や塩分にはあまり意識がない、という方は多いもの。
和食はヘルシーなイメージですが、塩分の摂りすぎになりやすいという欠点があります。そして洋食は、適度な油を使うことで野菜を美味しく食べられたり、塩分控えめの味付けが多いメリットがあります。また、中華料理は油が多いイメージですが、たくさんの野菜を食べられるメリットもあります。
つまり何かに偏ることなく、和洋中と料理の種類を組み合わせることが、健康のためには大切なのです。ここでは和食と洋食のモデルパターンで、どのくらいの脂肪と塩分を摂っているのかを知っておきましょう!
■和食派の1日
朝食……ごはん、味噌汁、鮭の塩焼き、納豆(塩分4.5g・脂質18.4g)
昼食……鍋焼きうどん(塩分5.7g ・脂質15.1g)
夕食……ごはん、味噌汁、豚しゃぶサラダ、野菜の煮物(塩分5.3g ・脂質27.0g)
【合計】 2010kcal、塩分15.5g、脂質60.5g
脂肪エネルギー比率 約27.1%
■洋食派の1日
朝食……メロンパン、ツナサンド、ノンシュガーカフェラテ(コンビニで購入)
(塩分1.5g、脂質31.3g)
昼食……トマトとなすのスパゲティ、生ハムのサラダ(塩分4.1g・脂質44.9g)
夕食……和風ハンバーグ(塩分2.9g ・脂質42.5g)
【合計】 2151kcal、塩分8.5g、脂質118.7g
脂肪エネルギー比率 49.7%
この2つの食事パターン、カロリーは2000kcal強なのですが、塩分と脂肪分が大きく違うことにお気づきでしょうか。