癒しの旅/九州の美食旅

旬の竹崎ガニ、焼きたてをガブリ!~佐賀(2ページ目)

冬を迎え、次々と旬を迎える海の幸。今回は、長崎・太良町の名物、“カキ焼”をご紹介。獲れたての魚介類をすぐに炭火で焼いてその場で食べる、この楽しさ!この時期は、カキだけでなく竹崎ガニも絶品。

執筆者:岩佐 十良

ビール片手に、手が止まらない!
わいわい楽しみながらお腹いっぱいに


中村家いくらごはん
このたっぷりの内子とミソにご注目! これが食べられるのは、産卵期の12月~5月だけ。
 甲羅(こうら)を開けると中には鮮やかな色の内子(うちこ)がびっちり。
「メスの旬は12月から。12月はカニもカキも楽しめるけん、忘年会に最高ばい!」
 ミソは毛ガニのように濃厚で、かつ上品!

 カキを味わうなら旬まっさかり、夏の岩ガキに優るものはない、とは思うのだけど……。なりふり構わず、わいわいがやがや、みんなで夢中になって焼きたてを味わう。この雰囲気と相まって、カキもカニも、やけに美味しく感じたのだった。

竹崎カニとは?


中村家いくら料理
●別名:ワタリガニ、ガザミ
●主な産地:佐賀県太良町
●特徴:一般的に「ワタリガニ」、「ガザミ」と呼ばれているカニと同種。太良町の竹崎地区で獲れるものを「竹崎カニ」と呼ぶ。有明海は潮の干満差が日本一。広大な干潟にはエサとなるプランクトンが豊富に生息しているため、他産地よりも味が良い。なお、メスの旬は12月~5月、オスは7月~11月。

『竹崎海産』は年間を通じて営業しているが、仮設の小屋を出すのは9月20日ごろから。カキだけでなく、内子(卵)のびっちり入った竹崎カニを食べるなら、12月中旬以降がオススメだ。

■竹崎海産【佐賀・太良町】

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます