癒しの旅/関東の美食旅

天然うなぎを食べに行く!その2~千葉(2ページ目)

万葉の昔から、夏の滋養食材だったうなぎ。天然ものを手に入れるのが本当に難しくなった昨今ですが、悲観するそぶりもなさそうな鰻屋の主人が、千葉にいました。驚くほど手頃な価格で天然うなぎをお腹いっぱいに!

執筆者:岩佐 十良

正真正銘の天然うなぎでこの価格!
漁師とのつながりあってこそ


割烹たべた 内観
利根川の支流・黒部川沿いに広がる田園風景を望む、『こいの間』。
■ 割烹 たべた

『こいの間』の座敷から望むのは利根川の支流・黒部川沿いに広がる田園風景。ちなみに店内には、利根川で獲れた体重4kg、全長130cmという大鰻の剥製が。

サクッとした歯ごたえの『鰻唐揚げ』630円。『鰻天ぷら』も630円。うな重は、使用するうなぎの質によって3種。『天然うな重』は2,310円。『特選』なら2,950円。『ぼっか』が最高ランクで、特に厚みがあって大きなうなぎを漁師のあいだでこう呼ぶのだそう。価格は5,460円。うな重には利根川で獲れた大きなシジミの味噌汁が付き、米は千葉産、混じりっ気なしのコシヒカリ!

予算は昼・夜ともに1,200円~。『天然鰻蒲焼き』『天然鰻白焼き』はそれぞれ1,890円。高級養殖鰻の“板東太郎”なら、蒲焼き、白焼きともに1,470円。ごはん付きなら1,890円。

天然うなぎにありつくには?


割烹たべた うなぎ唐揚げ
さくさくの衣と、ホクホクッと揚がったうなぎの身の組み合わせがたまらない、『鰻唐揚げ』。同じく天ぷらも人気商品。
■ 入荷状況/入荷は3月中旬から12月末ぐらいまで。ただし冬場のために一部を冷凍保存をしておくので、通年で食べられる。入荷量が多いのは9月~10月。

■ 予約方法/電話、または来店時にノートに記帳して順番を待つ。

■ 産地/利根川河口
海水と川の水が混ざりあい水がきれいな利根川河口の天然うなぎは、臭みがなく食べやすい。

<DATA>
所在地:千葉県香取郡東庄町笹川い4716
TEL:0478-86-0808
営業時間:11:30~14:00LO、17:30~21:00LO
定休日:水曜午後、木曜
席数:1階テーブル40席、2階テーブル16席など
交通・アクセス:JR成田線笹川駅からタクシーで約5分。
東関東自動車道佐原香取ICから県道55号を経由、国道356号を銚子方面へ。東庄町役場を通り過ぎ約1kmほど進むと左手に『割烹 たべた』の看板が。左折して未舗装の道路に入ってすぐ。
地図:Yahoo!地図情報
HP:割烹 たべた
予約:可
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