赤色が印象的な笠間のツツジ
ソメイヨシノは終わったけれど、これからが春の花競演の季節。
今回は色とりどり、その鮮やかさが心を浮き立たせるツツジの花めぐりをご紹介しましょう。

ツツジの花言葉は赤色系は「恋の喜び」、白は「初恋」。どこか心をくすぐる、ワクワクさせる言葉ですね。
桜の季節がまだ肌寒いのに比べ、ツツジが咲き始める4月半ば過ぎは本当に春らしい暖かさですから、こんな花言葉もうまれるのでしょうか。

ツツジの名所は全国各地にあり、関東近郊では前橋や箱根が有名ですが、こちらの見頃が5月なのに対し、今回ご紹介する茨城・笠間のツツジは4月20日頃からが見頃。
その咲き方も手入れされた庭ではなく、全山が彩られる自然豊かな雄大なツツジ。

山全体が赤やピンクに染まる。頂上を少し先に降りたところからの眺めが最高。

近くには、陶芸体験もできる笠間焼の里や、信仰厚い笠間稲荷神社坂東三十三カ所の札所もあり。
ゴールデンウィークものんびり楽しめる笠間に、ぶらりとでかけて見ませんか。

山が赤く染まる笠間つつじ公園

公園入口付近から、すぐにツツジの競演がはじまる
有名なところでは箱根蓬莱園根津神社、群馬・館林のつつじが岡公園など、全国各地につつじの名所があります。いずれも手入れの行き届いた庭園風のつつじの名所。館林のツツジはかなりダイナミックですが、それをも凌駕するのが笠間つつじ公園。25種類8500株のつつじが、小高い山一面に咲き誇ります。

藤棚で有名な笠間稲荷神社から歩いて15分ほど、坂東三十三カ所の23番札所「佐白山観世音寺」の脇を抜けた小高い丘全体が笠間つつじ公園。入口を見上げただけでも、鮮やかな赤やピンク色が目に飛び込んできます。

ここのツツジの特徴はまず木が大きいこと。
そして、その色合いが鮮やかな赤色が多いこと。つまり、花言葉の「恋の喜び」系が多いわけですね。
ツツジ鑑賞に来るのは中高年層が多いのですが、皆さん、体力もあって、入口から徒歩7、8分ほどの頂上までで引き返す人が大多数。
けれど、もう少し歩いて山の斜面をさらに進むと、圧倒されるほどの鮮やかなツツジに出会えます。

人の少ない斜面の西側ではこんなダイナミックなツツジに出会える

公園とありますが、丸く手入れされたツツジではなく、縦横無尽に枝を伸ばして、まるでツツジの森のよう。
自然な雰囲気が、他のツツジの名所では見られない、ここだけの感動。

大きなあずまやもあるので、お弁当を持って出かけると、少し遅れたお花見気分を楽しめますよ。

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