観光スポットではないけど、ちょっと足を伸ばしてみたい場所
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| 活気のあるナトン市場。ここでは野菜から肉、果物、調味料と料理に必要なものがそろう |
「もっと深くサムイ島やサムイ島に暮らす人たちについて知りたい！」という人にオススメなのは地元の市場です。サムイ島の西側に位置するナトンはスラタニーからのフェリーが到着する船付き場がある小さい町。一番観光客で賑わっているチャウエンからは車で30分ほどかかるのですが、大きな市場もあり、地元の人たちの暮らしを垣間見ることのできる場所なのです。
市場は早朝から昼頃まで開いており、新鮮な魚、野菜、肉、果物を売る店が並んでいます。タイでも日本のように大型スーパーが各地に進出していますが、昔ながらの市場も健在！ 市場での活気はタイらしい雰囲気で満ち溢れています。やはり海に囲まれた島らしく魚介類が豊富！ 日本で見慣れた魚から、見たこともないような魚までずらっと並べられています。
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| 南国特有の色鮮やかな果物が売られている。タイでは５月から10月が果物のおいしい季節と言われている |
また、ここではタイ南部ならではの光景を見ることもできます。というのも、国民の95％以上が仏教徒のタイですが、南部にはイスラム教のタイ人も多く暮らしているのです。サムイ島でも市場の中でも牛肉や豚肉の入っていない食材（調味料など）を売っているのはイスラム教の人たちです。仏教徒のタイ人は牛肉を口にしない人が多いので、彼らはイスラム教徒が口にしない豚肉を売っています。それぞれ宗教によって食文化も異なることがよく分かります。
サムイの文化に興味があれば、是非一度は足を伸ばしてみてください。人とは違う旅行をしたいという人にお勧めです。
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