旅行前に知っておくべきタイの風習・タブー

日本からはフライトも多く、アジア初心者でも旅行しやすいタイですが、タイと言えば仏教の国! イスラム教やヒンズー教国家ならまだしも、日本だって同じ仏教の国だし……なんて、甘く考えてはいけません。日本の比ではなく生活と仏教に深いかかわりのあるタイでは、旅行者とはいえ知っておくべきマナーや風習があります。

知らずに旅行して戸惑ったりトラブルに巻き込まれるのは避けるべく、この記事では最低限知っておきたいタイの文化やマナー、風習、タブーをご紹介します。

タイの宗教は仏教である

タイの文化を語るときに絶対に外せないのが仏教

タイの文化を語るときに絶対に外せないのが仏教(c)タイ国政府観光庁

国民の95%以上が仏教徒という、仏教国タイ。同じ「仏教」でも日本の仏教とは異なる「テーラワーダ(上座部)仏教」という、インドからスリランカを経由し、タイ、ビルマ(ミャンマー)、ラオス、カンボジアに伝わった戒律の厳しい仏教を信仰しています。

たとえ子供であっても出家中は僧侶として尊敬される存在であるのがタイの仏教文化

たとえ子供であっても出家中は僧侶として尊敬される存在であるのがタイの仏教文化

タイでは短期間(10日~2週間)でも人生のうち一度は出家しなければ一人前としてみなしてもらえないので、ほとんどの男性が出家をします。すでに会社勤めしている人は、会社に出家の休暇届けを出してお寺で出家生活を送ります。日本人から見れば、会社を休んでまで出家するというのは不思議かもしれませんが、それほどタイ社会にとっては大切な通過儀礼であり、仏教が深く生活と関わっているということなのです。

タイでは日本人が想像している以上に仏教、僧侶に対して敬虔です。外国人、旅行者であっても仏教や僧侶、仏像に対しての敬意を忘れずに。厳しい修行を積む僧侶は、国民から深く尊敬されている存在です。特に女性は外国人でも触れたり、気安く話しかけたりしないようにしましょう。