システムの改良にユーザーも参加
「あまりに大きく変わったので、ユーザーさんが助け合いながら模索をしてくれていて、中には開発ユーザーが救いの手を差し伸べるべく便利なアプリを作ったりなど、いろいろな助け合いアクティビティが起こっています。」
こうおっしゃるのは、セレゴ・ジャパン社の柏野裕美さん。
リニューアルに伴う様々な変更で、使い勝手が悪くなってしまった点などは、ユーザーが積極的に参加して、代替策を講じてくれたりといった動きが盛んになっているようです。
こんなことができるのも、誰でも開発に参加できるようにと、2008年10月にオープン・プラットフォーム化されたからなのです。
例えば、ユーザーの長澤智也さんは、リニューアルによってなくなってしまったコンテンツの難易度レベル別表示機能を補うべく、学習コンテンツをレベル別に検索できる検索エンジンを開発し、提供しています。「SELF」と名づけられたこのアプリは、レベル表示のないコンテンツでも自動的にレベル判定して検索してくれるという優れものです。
SELF - Smart.fmの学習リストをよりスマートに探すことを目的とした検索エンジン。製作者の長澤智也さんは、2月に行われたセレゴ・ジャパン社主催「iknow! API KICK OFF Developer Challenge」というプログラミングコンテストの優勝者です |
「smart.fmの開発者ユーザーは、英語学習ユーザーでもあるので、学習者の視点でアプリケーションを開発されています。(柏野さん)」
英語学習者だからこそ、何が必要かがわかるのです。このように、ユーザーも参加して使いやすいアプリやコンテンツをみんなで作ろう! という雰囲気があるので、smart.fm はもっと良いものになる、語学向きになる可能性がたくさんあるのです。
▼その他の英語学習アプリのギャラリー
語学はこれからも smart.fm の中心的なカテゴリであり続けることは間違いなく、より効果的に語学学習ができるサイト作りの努力は続くでしょう。
「一定の期間をおいて復習を重ねることが最良の学習方法である」
(smart.fmクイックツアー説明より)
iKnow! 時代からのこの学習コンセプトは、smart.fm にもしっかり受け継がれています。そしてもう1つ変わらない点があります。それは、これからもずっと無料でありつづけること。お金をかけずに英語力をもっとアップしたいと考えているあなた、smart.fm を利用しないのはもったいないですよ!