名前は自分から名乗るべし
挨拶の中で、相手の名前を知りたい場合がありますね。そんな時は、まず自分の名前を名乗ってから相手に尋ねましょう。自己紹介&相手の名前を尋ねるフレーズは以下の通りです。
I'm Wakako, Wakako Koga. And you are ...?
英語を話す時はアイコンタクトも大切 |
私の名前を例にすると、まず相手の顔を見ながら「I'm Wakako.」と言って2秒くらい間をおきます。そのように間を空けると、大抵の相手は名前を復唱してくれます。
相手がきちんと聞き取れていることが確認できたら、今度はフルネームを言います。これで名前が間違いなく伝わります。
続けて、相手の顔をみながら「And you are...?」と促すと、相手は自分の名前を言ってくれます。(そのはずです。)
では、練習タイム。下のフレーズの( )に自分の名前を入れて、口に出して言ってみましょう。
I'm (ファーストネーム), (フルネーム). And you are ...?
What's your name? は失礼
学校では相手の名前を尋ねるフレーズを「What's your name?」と教えられましたね。しかし、この言い方だと直接的過ぎるので、子ども同士なら構いませんが、大人は使わない方がよいでしょう。「お名前を頂戴していいですか?」という感じで次のように言いましょう。Can I have your name?
「Can I ~?」は「~してもいいですか?」と相手に許可を求める丁寧な言い方です。can のかわりに may を使って「May I have your name?」でもOKです。
名が先か、姓が先か?
最近の中学校の英語の教科書の面白い点は、日本人の名前を日本語通り「姓+名」の順にしていることです。(東京書籍「ニューホライズン」の場合)ご存知の通り、英語圏では人名は「名+姓」です。
自国の文化に誇りを持つという意味で、日本語ルールを採用するのは面白い試みだと思います。しかしながら、国際社会で英語を使う場合は「名+姓」が一般的なので、このサイトでは英語ルールを使います。
次ページは、挨拶とよくセットで使われる「How are you?」の答え方を復習しましょう。「Fine thank you, and you?」だけが「How are you?」の答えじゃないんですよ!