「英語は簡単」と自分に言い聞かせよう
「自分には無理」と英語を諦めてしまっている人は、どうすればいいのでしょうか?今回の意識調査を実施したカプラン ジャパン代表石渡 誠氏は調査結果に対してこうコメントしています。
「英語は本来、易しい言語なのにもかかわらず難しくとらえてしまっています。特にスピーキングに関してのコンプレックスは大きく、大人達は、ほぼギブアップ状態。子供には同じ思いをさせないように、早くから英語を習わせようとする。こんな状況が戦後ずっと続いています。」
おそらく学校英語の副作用で、英語は多くの人にとって今も“恐怖”の対象です。大人になって身に着けるのは不可能だと思い込んでいる人も少なくありません。しかし、
「意志と学習法さえ整えば、英語を習得するのは何歳からでも可能です。」
これは英語学習に関するあらゆる書籍やサイトなどでも繰り返し言われていることです。いくつになっても英語を学び始めるのに遅すぎることはないのです。
「現在日本を支えている現役世代こそ、英語力をつけることが急務だと感じます。『子供達の見本となるような英語力』をつけようという人達が多く出てくるような流れにならないと、日本人の英語コンプレックスは永遠に無くならないのでは、と危惧しています。」
自分は無理だからせめて子どもに、ではなく、一緒にやってみる所からスタートしてみるとよいかもしれません。いきなり高いレベルを目指す必要はないのです。伝えたいという気持ちがあれば、簡単な英語でもコミュニケーションできるし、洋書や映画も楽しむことも可能です。結果を急ぎすぎず、学ぶ課程を楽しむ気持ちを大切にしてみてはどうでしょうか。
「語学レベルの向上には、『読み、書き、聞く、話す』の4技能のバランスが不可欠。」という言う石渡氏。やりなおし英語用のドリルをやったり、英語日記・英語ブログを書いてみるのも英語力アップに多いに役立ちます。
テレビxラジオxテキストxネットのクロスメディアで学べる『リトル・チャロ』 |
例えば、かわいい子犬が主人公の『リトル・チャロ』は、テレビ・ラジオ・テキスト・ネットの複数メディアを通して学ぶことができ、英語が苦手な人でも続けられる工夫が凝らされているため、ファンを増やしています。
「無料英語教材」というキーワードでネット検索してみれば、さらに色々な教材が見つかりますので、まずは何か気に入ったものに取り組んでみることから始めてみてはいかがでしょうか。