同僚に差をつける! 毎朝10秒の英語レッスン
『同僚に差をつける! 毎朝10秒の英語レッスン』 有子山博美著・中経出版・¥630 立ち読み&サンプル音声のページはこちらです。 |
メルマガのお手軽さは、文庫版にもきっちり受け継がれています。右ページの「問題編」にクイズが3問。ページをめくると「解答・解説編」で、前ページの答えが確認できます。本のサイズもコンパクトなので、オフィスや電車でスキマ時間を利用して、ペラペラめくりながら練習するのに最適です。
フォーマルなビジネス表現が学べるのが◎
この本(メルマガ)が他の英会話本と違う点は、ビジネス向きのフォーマルな表現が身につくことです。同じ内容を伝えたい場合でも、ビジネスの場合と友達との会話では、ふさわしい表現が違います。社会人として恥ずかしくない会話力を身につけるというのが日本で英語を学ぶ際に一番難しい点で、そこをきっちり説明してくれる教材はあまりないのですが、この本では明確に解説されています。
例えば、あなた宛にかかってきた電話に応対する際、「はい、私です。」と伝えたい場合、「Yes, speaking.」と言うのが正解。「It's me.」でも意味的には間違いではありませんが、子どもっぽいのでビジネスには不向きだそうです。ちょっとした違いですが、この差が「できるビジネスパーソン」を印象付けるのでしょうね。
特典音声ファイル付き
文庫版は音声ファイルが用意されています。音声はメルマガでは実現できなかったことで、有子山さんも特に力を入れて制作されたそうです。mp3形式で、サイトからダウンロードできるようになっています。ダウンロードの方法は、巻末の袋とじページをご覧下さい。最後に、有子山さんからメッセージを頂きました。
「語学は「継続すること」が何よりも大事。けれど私自身も飽きっぽい性格で、なかなか1つの方法を長続きさせることはできませんでした。そんな私でも無理なく配信を続けられるよう、コンパクトにまとめたのがこの『毎朝10秒』のメルマガです。文庫本にはそのエッセンスをギュッと凝縮しました。毎日少しずつ、ほんの数分で構いません。ポイントを押さえた学習で、着実に英語力を伸ばしていきましょう!」