いいことだらけ! 親子で英語
子育てが一段落するまで英語は封印! いえいえ、そんな考えこそ封印しましょう。子育て期間は英語を学びなおすチャンス。親子で学べば家族全員バイリンガルも夢じゃない?! |
●Page3:親子で英語を学ぶA子さんのシミュレーション
子を持てば、今まであまり勉強に関心のなかった人でも教育について考えるようになります。ペラペラとまではいかなくても、子どもの宿題を見てあげられる程度の英語はできるようになりたい、と考える人は多いのではないでしょうか。
昨今は子どもをバイリンガルに、と考える親も増えています。そのような考えを持つ親は大抵英語好きで、心の中では自分自身が英語に堪能でありたいと考えているものです。子だけでなく、自分も一緒に始めれば親子揃って英語が得意になり、一石二鳥ではありませんか?
私の周りにも、子どもと一緒に英語で遊んでいるうちに、英語がしゃべれるようになったママがたくさんいます。なぜ子どもと一緒に学ぶと英語ができるようになるのか、そのヒミツをまとめてみました!
赤ちゃんレベルに戻って学びなおせる
「ベストの英語学習戦略は、プライドを捨てて“ネイティブの子供”になること」と言うのは、ロングセラー『英語は「やさしく、たくさん」』の著者で、週刊ST元編集長の伊藤サム氏。英語をマスターするには、ストレスを感じないレベルの易しい英語に大量に触れることがとても重要なのです。Mommy, read it again!(ママ、もう一回読んで!) |
しかし「子どものため」という大義名分があれば、大人のプライドは傷つきません。違和感を感じることなく、英語の歌や絵本、アニメなどを子どもと楽しむことができるのです。子どもは気に入ったものを何度も繰り返し欲しがるので、自然に大量の英語にふれることができるのです。
絵本や歌は子どもの知育や情操教育も兼ねているので、親も真剣に取り組むことができます。愛する我が子が「ママ、読んで!」と目を輝かせて英語の絵本を持ってくれば、いいかげんに読む訳にはいきませんよね。子どもが喜ぶように感情を込めて朗読すれば、自分でも気づかない間に最高の音読練習をしていることになるのです。
●まとめ
子どもと一緒なら変なプライドにとらわれず、易しい英語に大量に触れることができる
リスニング中心に学べる
子どもは読み書きができません。そのため、子どもと一緒に学ぶには当然耳からの学習が中心になります。リスニング中心に学習することは、大人には非常に重要です。なぜなら今オトナになっている人は、学校でリスニングを全く勉強していないからです。
私たちが学生の頃は、英語の授業で発音記号を教わることはあっても、聴き取りをするチャンスなどほとんど与えられませんでした。正直なところ、中高で私が聴いた英語は、授業で流される教科書朗読テープがすべてでした。
そのような状態なので、赤ちゃん向けのネイティブ番組であっても最初はかなり難しく感じるはずです。でも落ち込むことはありません。慣れていないだけなので、字幕などの助けを借りながら繰り返し聴けば。次第に理解できるようになります。毎日見れば語学学校に通うより、はるかに高い効果が期待できます。
●まとめ
読み書きのできない子どもと一緒なら、自然に大量のリスニングをこなすことができる
子どもの英語は「話せる」ヒミツがいっぱい!