質問2:勉強時間を確保するための工夫は?
次に、勉強時間を捻出するための工夫についの回答ですが、最も多かったのは「子どもを早く寝かせる」という答えでした。「遅くとも午後9時までには必ず寝入らせる(8歳、4歳)」
早く寝ろ~……なんて思ってると、なかなか寝てくれないんだから! |
「夕方早めにお風呂に入れて眠気を覚まし、夕食を済ませて寝る準備をして早めに布団に入るようにしています(2歳4ヶ月)」
しかし、子どもも親も色々なタイプがあります。よく寝る子、あまり寝ない子。寝かしつけるのが上手い親、下手な親。組み合わせは色々なので、その親子にあった方法を模索するしかありません。
「早めに寝かせるようにはしましたがなかなか思い通りにいかないので、出来る時に少しづつやるようにしてます(2歳5ヶ月)」
家事にまつわる工夫
家事にかかる時間を短縮して勉強時間を作る工夫です。「日替わりで場所を決めて掃除をしたり、まとめ買いして買い物の回数を減らしたり、料理は素早く出来る献立を考えたりしました。(9歳・6歳)」
「家事や、やらなければならない用事は計画的に昼間のうちに済ませる(7歳)」
周りの人の助けを借りる工夫
助けてくれる人がいる場合は甘えてしまいましょう。うちの場合は姑がものすごく頼りになる人なので、子どもが小さかった頃よく預かってもらいました。他のママたちもこんな人たちに助けてもらっています。「シッターさんと外遊びをさせる(2歳)」
「兄弟どうし遊ばせる パパに休日は子供を連れて遊びに行ってもらう(9歳・7歳・5歳)」
「実家で子供をみてもらう事もある(3歳・1歳半)」
これぞ裏技的工夫!
次は子どもの行動パターンを熟知しているからこそできる裏技です。「子どもが眠くなる頃にベビーカーで外出し、眠ったら喫茶店に入り勉強する(0歳10ヶ月)」
私も似たようなことをよくやりました。うちの子はドライブするとすぐ寝るので、子どもが寝たらドライブスルーでコーヒーを買って、お店の駐車場に車を停めて子どもが起きるまで英語を聞いたり、洋書を読んだりしていました。車の中に常に英語CDや洋書を置いておくといいですよ。
意外に気がつかないけど、大切なこと
「工夫」と呼ぶほどでもないけれども、意外にみんながしていないことがあります。それは、「テレビは見ない(7歳)」
テレビって本当に時間食いなんです! それにテレビがついていると英語のかけ流しもできないので、テレビは極力つけないようにしましょう。それから、最近私自身が感じていることですが、次のことも大切だと思います。
「インターネットをだらだらしない(古賀)」
私はテレビはほとんど見ませんが、ネットはだらしなくやってしまいます。夜中に何時間もショッピングサイトをウロついていたりして、なんという時間の無駄使いと反省することも。必要ない時はPCも電源を落とすように努力しましょう。
勉強時間を捻出する工夫に関するまとめ
英語大好きママたちがやっている様々な工夫はすべて、「生活の中で英語の優先順位が第1位」であることが大前提になっています。そこに焦点を合わせないと、なかなか時間を作り出すことはできません。自分の勉強時間を確保することに情熱を注ぎましょう。また、回答には出てきませんが、いつでも勉強ができる「レディ(ready)状態」にしておくことも大切です。時間ができてから準備していては、準備だけで終わってしまいます。家で教材をテーブルの上にいつも置いておくのはもちろん、お買い物に行く時も常にカバンに「英語セット」をしのばせ、ベビーカーで子どもが熟睡したらカフェでお茶をいただきながら英語にとりかかる。いつも備えがあれば、子育て中でもけっこう優雅に英語の勉強が続けられます。
<5つの工夫>
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