Couldn't be better 最高よ
`How are you doing these days?'`Couldn't be better!' |
比較級は2つのものを比較する表現法なので、現在の状況と未来の状況を比較して、現在よりもよくなるはずがない、とすることで最上級の意味が作れるのは面白いところです。
could の使い方にもぜひ注目! could は can の過去形ですが、ここで使われている could は過去ではなく現在のことを表しています。「可能性」を表す can は過去形にすると実現の可能性が少ないことを表します。can't より couldn't の方が起こりうる可能性が低くなるので、「~のはずがない」という意味になるのです。
可能性の could を過去形にしようとすると、完了形にしなければなりません。う~ん、難しい!
It couldn't have been better.*
(今よりよくなるはずがなかった。)
* このような意味を表したければ、「It was really great.」「It was the best.」と言うのがほとんどです。
比較級のキホンをおさらい
ここで比較級の基本的な文法をおさらいしておきましょう。■形容詞・副詞は3つの級に変化する
形容詞・副詞は 原級・比較級・最上級 という3つの級に変化して程度の差を表します。例えばfast(速い)は fast-faster-fastest と変化します。
■比較級はthanとセットで使う
thanは比較されるものの前に置かれます。
【例文】
(彼女の方がお兄さんより速く走ることができる)
(このリンゴはあのリンゴより甘い)
■比較級の作り方
1音節(母音が一つ)の単語はうしろに er をつける。 e で終わる単語は r だけつける | high(高い)-higher(より高い) cute(可愛い)- cuter(より可愛い) |
3音節以上の単語は前に more をつける | intelligent(賢い)- more intelligent(より賢い) |
2音節で ful または re で終わる単語は more をつける | careful(注意深い)- more careful(より注意深い) sincere(誠実な)- more sincere(より誠実な) *sincerer と変化するとある辞書もあります。 |
2音節で y で終わる単語は y を i に変えて er をつける | pretty(可愛い) - prettier(より可愛い) |
原級と比較級がまったく違う単語 | good(よい)- better(よりよい) bad(悪い)- worse(より悪い) many(多い)- more(より多い) little(少ない) - less(より少ない) |
>基本を確認したら、次ページで比較級の色々な例文を見てみましょう>