英語/英語学習アーカイブ

「Fine thank you, and you?」はNG!?(2ページ目)

挨拶フレーズの定番「Fine thank you, and you?」に、日本に住む英語ネイティブは怒っています。文法も間違っていないし、丁寧な言い方なのにどうして? 彼らの怒りの真相を英語の達人に尋ねてみました。

執筆者:古賀 和歌子

「ガイジン」というステレオタイプ化は絶対NG

他にもネイティブが気分を害するようなフレーズはないか聞いてみたところ、それほど思いつくものはないそうです。けれど時々彼がムッとするのはこんなケース。

People say "ehhhhh?" when they ask me "Where are you from?" and I say "Ehime".
(日本人は「はあ?」って言うんです。「どこの出身ですか?」の質問に僕が「愛媛です。」と答えると。)

Genki English CDs
超個性的な『元気イングリッシュ!』のオリジナルソングCD。おかしな歌ばかりなのに、すごく教育的。テレビドラマでも使われました。
解説すると、リチャードさんは日本政府のJETプログラムで、1997年から2000年まで愛媛県に住み、現地の小学校でALTとして働いていたのです。その後『元気イングリッシュ!』を立ち上げ、愛媛を拠点に活動を続けていた彼は、心はもう立派な愛媛県民。しかし、日本人はいつまでたっても彼を「ガイジン」としか見ていない……

日本人には他意も悪気もまったくないのです。しかし、無意識に見えない壁を作って他者を区別してしまう……いくら英語が上達しても、そんな鈍感さを持ち続けている限り、心の通ったコミュニケーションを取ることは難しいと言えるでしょう。

定番フレーズに頼ったり、相手を「ガイジン」とひとくくりにしたり、私たちは何故そんな態度を取ってしまいがちなのでしょう。そこには、日本で英語を勉強する学習者共通する、ある「恐れ」があると思われます。その「恐れ」とは?次ページで学習者の共通心理について考察します。
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