おやつ作りで英語センスを磨く
飾っているだけでおうちに英語な雰囲気がプラスされ、やる気が高まる効果も |
■Preheat oven to 220℃.(オーブンをあらかじめ220度に温める)
preは「前に~」という意味の接頭辞。
■Drain blueberries; rinse and set aside.(ブルーベリー缶の水を捨て、洗って、置く)
drainは「水を抜く」という意味。名詞では「下水管」という意味になります。rinseは「すすぐ」という意味の動詞。髪を洗った後につける「リンス」は和製英語で、正しい英語はconditioner。
■Stir muffin mix, water, oil and egg in medium bowl.(マフィンミックス、水、油、卵を中くらいのボウルに入れてかきまぜる)
「そっとかきまぜる」時はmixではなくstirをよく使います。「紅茶をかきまぜる」という時も、この動詞を使います。
■Bake until light golden brown.(キツネ色になるまで焼く)
「until」は日本人には使いにくい単語ですね。色の表現も参考になります。
■Cool completely before storing.(完全に冷ましてから保存して下さい)
「cool」はほぼ日本語になっていますが、こんな風に使えるかと言われれば、やはりできませんね!
シンプル英語のヒミツは「アレ」の省略!?
上の英語表現、妙にすっきりしすぎていると思いませんか? その理由は、おなじみの「アレ」が一つも使われていないからなのです。「アレ」とはいったい何でしょう?答えは「冠詞」。上の表現には「a」や「the」が一つも使われていません。
レシピやマニュアルなどの指示文では、冠詞が省略されるという慣習があるのです。上の一番目の例では、「Preheat the oven」が正確な書き方。でも、わざわざ冠詞をつけなくても、どのオーブンのことを指しているのか明らか。そのため、シンプルさを優先して冠詞は省略されているのです。冠詞が苦手な日本人には、ありがたい慣習ですね。
ところで、子どもが寝た後のテレビタイムが唯一の楽しみ、というママも多いでしょう。でも、昼間のテレビタイムを諦める必要はありません。子どもも大人も楽しめて、英語の勉強にもなる番組があります。それは「海外ドラマ」です。
次ページでは、子どもと一緒に海外ドラマを楽しむワザをご紹介します。