中学校では教えてくれない、現在進行形の使い方
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| 学校では教えてくれないけど、知らなきゃ損する使い方がけっこうあるのです |
中学校でこんな風に教わった現在進行形。中学英語の中では分かりやすく、文法が苦手な人でも、ここでつまずいた人はそれほどいなかったのではないでしょうか？
ところが、あなたが現在進行形を充分使いこなせているかと言えば、話は別。というのは、現在進行形には、他にも便利な使い方があるのに、それらは学校でほとんど教えられていないのです。そこで、現在進行形をもっと使いたくなる便利な使い方を、実際に使われるケースと共にご紹介していきましょう。
ケース１：まだ座っていても"I'm coming!"
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| 「今やってるところ」と言いながら、実際にはこれから、なんてことは日常茶飯事。進行形にしておけば、やる気だけでも伝わるかも？ |
I’m coming!
このセリフ、言った時点では、あなたはまだイスに座っています。発話があって、実際に動作が始まるまで、２～３秒の時間差が生じているハズ。まだ始まっていないことに対して、現在進行形を使っているので、厳密には「論理的に矛盾している」とも言えますが、日常的によく起こることなので問題ないのです。「今すぐ行きます」という感じが伝わるし、相手から見れば動作が進行していることが分かるので、この言い方が自然なのです。
ケース２：ご主人が隣にいても"He is working."
自宅に招待した友達に、自分の隣に立っているご主人を紹介しながら「彼はコンピュータ会社で働いています。」と言う場合も、現在進行形が使えます。My husband is working for the computer company.
「働いている」という動作が今進行している訳ではありませんが、現在の生活の中でその状態が進行している、という意味なのです。もちろん単純な現在形を使って He works for the a computer company. と表現しても構いません。
以上の２ケースは時間差などがあっても、大まかには「現在進行中」のことなので、理解しやすいですね。
では、「来春、娘が結婚する予定です。」というような、未来の予定を表す時にも現在進行形が使えるのを知っていますか？
次ページで具体的なケースを見てみましょう。
