お手軽! 世界遺産ツアーのコツ!!
ギザの三大ピラミッドがよく見える。砂漠をよく探すとほかのピラミッドも見つかったりしておもしろい。 |
これがあるんですね。こちらのユネスコ本部世界遺産リスト(英語)のページ。では一緒にエジプトのピラミッドを探してみよう。
まず、ユネスコの世界遺産リストは国別でまとめられている。エジプトの「Egypt」の欄にはいくつかの世界遺産があるのでよく見てみよう。「Pyramid」という文字が「Memphis and its Necropolis - the Pyramid Fields from Giza to Dahshur」にある。これだ! これをクリック。
すると「Memphis and its Necropolis - the Pyramid Fields from Giza to Dahshur」というタイトルの下に、国名や緯度・経度が表記されている。この場合は「N29 58 33.8 E31 07 49.5」がそれだ。これをコピーしてGoogle Earthにそのままペースト! すると一気に画面はピラミッドへ!! たいてい拡大しすぎるので、「-」で少し縮小しよう。
※なお、下記の記事ではすべての世界遺産がクリックひとつで宇宙から眺められるよう加工してあります。ご参照あれ!
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さらに簡単! Google Earthに世界遺産リストを登録する!!
グランド・キャニオン国立公園:N36 13 30 W112 19 40 渓谷がすごい! この画像はユネスコ指定位置よりやや北西。 |
ユネスコの「Map of World Heritage Properties」(英語)のサイトの下段にある「Official World Heritage List in Google Earth」をクリック。これで衛星写真上に、世界遺産の場所を表すユネスコ世界遺産マークが表示されるようになったはずだ。
グランド・キャニオンを探してみよう。左のパネル中央の「場所」(英語版「Places」)を見ると、その中に「World Heritage Properties」というフォルダがある。ここをチェックすると世界遺産マークが衛星写真上に表示され、チェックを外すとマークが消える。「World Heritage Properties」をダブル・クリックまたは「+」をクリックしていくと、やがて国別のフォルダが現れる。国の名前をダブル・クリックすると画面はその国に飛び、「+」をクリックするとその国の世界遺産リストが表示される。アメリカなら「United States of America」をダブル・クリックすると画面がアメリカに飛び、「+」をクリックすると、アメリカの世界遺産が一覧になって表示される。さらにリストから「Grand Canyon National Park」を選んでダブル・クリックすると、画面は一気にグランド・キャニオンへ!
なお、前ページのマンハッタン島のようにビルの立体感を出すためには画面左下のレイヤの「建物の3D表示」(「Buildings」)を、グランド・キャニオンのように渓谷等の立体感を出したいときには「地形」(「Terrain」)をチェックしよう。ただし、これらで表示が変わるのはほんの一部のビルや地形に限られる。
ユネスコのサイトを検索するのも面倒な人は、次のページの世界遺産緯度・経度一覧へ!
バチカン市国:N41 54 07.8 E12 27 26.5 サン・ピエトロ大聖堂がバッチリ。近くにはローマの遺跡群もある。 |