平均正答率は昨年2007年より大幅に低下

2007年「簡単すぎる」という批判を受けて、2008年は昨年よりも難しい問題に
文科省の全国学力テストの今年2008年の結果が発表されました。2007年「簡単すぎる」という批判を受けて、今年は昨年よりも難しい問題が多くなりました。

中3生の全国の平均正答率は、国語Aが73.6%(昨年81.6%)、国語Bが60.8%(同72.0%)、数学Aが63.1%(同71.9%)、数学Bが49.2%(同60.6%)となりました。

このように、すべての科目で平均正答率が昨年を下回っています。国語も数学もB問題では、昨年よりも平均正答率が10ポイント以上も下がりました。しかし、それでも高校受験ではこの程度は標準的なレベル。いや、むしろ受験問題よりも易しいのが現実です。

依然、公立と国私立の格差は開いたまま

公立の中学校と国私立の中学校の平均正答率は、昨年と同じく国語も数学も20ポイントほどの開きがありました。

2008年度 全国学力・学習状況調査 文科省より
公立と国私立の正答率の違いは、最大で数学Bの26.4ポイントに

中でも、特に深刻なのが数学です。公立の中学校と国立の中学校との間で、基礎的な知識が中心のA問題では24ポイントの開きが、活用力・応用力を問うB問題では26.4ポイントの開きがありました。

昨年同様、公立の学校と国私立の学校の学力格差は、依然大きいままと言えます。

>>次は、地域格差が固定化?>>