歴史が得意になる「漫画」のススメ
漫画は漫画でも、こういう漫画なら大歓迎!学習漫画日本の歴史 全20巻(集英社より) |
■問題
239年 卑弥呼は中国へ使いを送りました。この時の中国の王朝は次のどれでしょう?
ア.秦、 イ.漢、 ウ.魏、 エ.南朝
歴史が得意になる方法で、一番手っ取り早いのは「歴史漫画」を読むことです。そんなガイドも中学生だった頃は、三国志の漫画に夢中になっていました。おかげで中国の歴史は今でもバッチリ。
というわけで正解ですが、239年と言えば中国はちょうど魏・呉・蜀にわかれていた三国志の時代。ですから答えは「ウ.魏」になりますね。「イ.漢」や「エ.南朝」と思った方は、奴国の王や倭王武が送った使いと混同してしまっているようです。
歴史の流れは図表で示せ!
歴史って似たような出来事が多いので、混同してしまいます。1221年の「承久の乱」と1467年の「応仁の乱」。それぞれ、どういう出来事でした?そういう時は、歴史の流れを年表や図表にして覚えると、とても効果的です。
歴史上の出来事をビジュアルにとらえることも大切! |
1221年の「承久の乱」は鎌倉時代の出来事で、幕府の武家政治と朝廷(上皇)の政治が対立した結果起きました。この乱のあと、鎌倉幕府(神奈川)は朝廷(京都)を監視するために、「六波羅探題(ろくはらたんだい)」を京都に置いたのです。