コーブルクの市庁舎とソーセージのお話
市庁舎も立派な建物。この広場でぜひコーブルク名物の焼きソーセージを食べよう! |
シュタットハウスの向かい側に立つのは市庁舎(Rathaus)。1580年建築、その後1752年と1905年に大規模な改築が行われています。
正面中央の三角屋根の上には、守護聖像マウリツィウス(Hl.Mauritius)が立っています(小さいので肉眼ではあまり良くは見えませんが……)。コーブルク名物といえば、松ぼっくりで焼いた香ばしい焼きソーセージですが、このソーセージの長さはマウリツィウスが持っている元帥杖(バトン)の長さである31cm、ということになっているんですよ。これは17世紀頃から言い伝えられていたことなのですが、当時は元帥杖の長さは35~40cm、といった曖昧なものでした。1982年にようやく正式に長さが計られ、「31cm」ということが判明。ただしソーセージを焼く前の生の状態で31cm、ということなので、焼きあがったソーセージの長さはこれより短めになることが多いようです。
広場ではソーセージを焼く屋台があって、いい香りがしてきます。長いソーセージを丸いパンにはさんでもらって、ぜひ食べ歩きしてみてくださいね。
次のページでも引き続きコーブルクの町並みをご紹介します!