シンビジウムを少しでも長く楽しむポイント3つ!
最近は、キャスケードタイプといって、花が枝垂れるタイプの品種が人気です。写真のシンビジウムは、サラジーン‘アイスキャスケード’という品種。 |
今回は、シンビジウムを少しでも長く楽しむポイントは、下記の3点です。では、順に紹介していきましょう。
1.置き場所
シンビジウムに比べると寒さに弱いファレノプシス。 |
開花中は、明るい室内に置きます。一般的な草花のように、直射日光をさんさんと浴びせる必要はありませんし、逆に窓に近すぎると、夜の気温が一気に下がってしまうので、窓際であればレースのカーテン越し程度の明るさのところで、他の場所でも、明るく感じる程度の場所であればOKです。また、エアコンが効いて室温が高い場所では、そうでない場所に比べると、花の寿命が短くなります。
カーテン越しの明るい室内に置きます。グリーンとホワイトの組み合わせがさわやかなこのシンビジウムは、スリーピングシャルム‘アーリーホワイト’という品種。 |
2.水やり
土の表面が乾いたら、花や葉に水がかからないように、根元にたっぷりと水を与えます。鉢から流れ出た水は、鉢皿などに溜めておかずにその都度捨てるようにします。また、根が鉢から盛り上がるようにいっぱいに張ってしまい、水がうまく吸い込まないというときは、バケツなどに水をため、鉢ごとそこに数分間つけて、下から吸わせるようにします。
また、開花しているこの時期は、肥料は特に必要ありません。
3.切り戻し
洋ランは一般的に開花期間が長く、それが、人気のひとつでもあるのですが、あまりに長く花を咲かせすぎてしまうと、株自体の体力を消耗してしまうので、適切な時期に花を切り戻すことが必要です。切り戻す時期については、諸説ありますが、切り戻した花は切花として、まだまだ楽しむことができますので、1ヶ月程度、鉢で楽しんだら、思いきって切ってしまえば良いと思います。
このあと、日光・水・肥料の3点に気をつければ、翌年も、きっと花を咲かせてくれるでしょう。春になり、遅霜の心配がなくなれば、戸外に出してもOKです。夏場は、強烈な直射日光が当たらない場所で管理しましょう。
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