2本以上挿すときは長さを変えて

同じ長さで並んだアネモネ
 
最後に、一輪挿しにこだわらず、2本・3本と挿したいときの基本を紹介します。フラワーアレンジメントでは、「同じような花が横に並ばない」のが基本。それは、一つ一つの花を、それぞれ美しく見せるための基本ともいえます。写真では、2本の花をそれぞれ花器の1.5倍に測って活けたのですが、こんな風に2本の花が並んでしまってはいけません。あなたなら、どのように直しますか?


アネモネの長さを変えて
 
紫色の方を短く切って活け直したのが、この写真です。花の位置をずらしただけで、全体的にまとまりつつも、それぞれの花が、こちらを向いて、よく見えるようになりました。そして、このように、濃い色と薄い色の花がある場合、濃い色の花を低い位置に活けると、全体的に落ち着きが出て、バランスが良くなります。


最後に、コツのコツをもうひとつ。それは、「2本より3本の方が活けやすい」ということ。偶数だと、どうしても、横一列に並んで見えやすくなってしまうのです。うまく活ける自信のない方は、先ほど、長いグラスに活けたように、花の大きさや形の違う3本を使うことを頭に入れておいて、お花屋さんで選んでみましょう。


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