日暮れが日一日と早くなり、各地の雪の便りを聞くようになると、暖かい部屋にこもって、温かい飲みのもの片手に、のんびりと過ごしたくなります。そんなとき、パートナーにしたいのがホットな花。ホットな花でお部屋も心も温めるアイディア、紹介します。
ホットな花の代表格。ウーリーな花3選
ホットな花を選ぶにあたってこだわったのは、手ざわり。思わず触ってみたくなる、ウールのような感触をもつ花をピックアップしました。
・ケイトウ
|
見る角度によって、様々な表情を見せるケイトウ。 |
ケイトウって聞くと、なんとなく「毛糸」とイメージがダブってしまいますが、違うんです。漢字で書くと「鶏頭」。鶏の「とさか」に似ているためこの名がついています。日本では、夏に良く出回って、お盆の花のようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、この個性的な形と微妙な色合いが、ヨーロッパでは人気です。
・カンガルーポー
|
カンガルーの足に似ていることからその名をつかられた、カンガルーポー。実は、先端に咲く花もかわいいんです。 |
日本でもだいぶポピュラーになってきた、カンガルーポー。カンガルーの足に似ていることから、「Kangaroo paw」という名をつけられた、オーストラリアの植物です。これも、ケイトウと同様、形もさることながら、見る角度によって微妙に変化する色合いが魅力です。写真の赤系のほかに、イエロー・グリーン・ブラウン系など様々な色の品種があります。
そう、南半球にあるオーストラリアは、この時期、春から夏へ向かう、花真っ盛りの季節なんですね。クリスマスの近づくこの時期、日本ではオーストラリアからの花きの輸入が一段と増えるのも、うなずけます。
なんだか、「鶏のとさか」とか、「カンガルーの足」とか、一風変わった植物ばかり紹介していますが、
こんな葉ものがあると、ホッとしますね。